Googleフォームをより便利に使いこなそう!
利用者Manual Plus
回答の検証
回答検証が可能な入力形式
Googleフォームの入力形式では、短文を入力する「記述式」と長文を入力する「段落」が選択可能です。この二つの入力形式では「回答の検証」のボタンが表示され、設定により、入力値のチェックを行うことができます。
回答検証の方法
「記述式」または「段落」の入力形式で、右側[︙ その他オプション]をクリックして[回答の検証]を選択します。続いて、左側に表示される[数値]の部分をクリックすると「数値」「テキスト」「長さ」「正規表現」のいずれかを選択できます。回答検証[数値]
回答検証「数値」を選択すると、以下の条件が利用できます。「次より大きい」「次以上」「次より小さい」「次以下」「次と等しい」「次の間にある」「数字」「整数」
下図は「整数」選択時の例です。
回答検証[テキスト]
回答検証「テキスト値」を選択すると、以下の条件が利用できます。「次を含む」「含まない」「メールアドレス」「URL」
下図は「メールアドレス」選択時の例です。メールアドレスのチェックはフォーム入力でよく使われる機能です。
回答検証[長さ]
回答検証「長さ」を選択すると、以下の条件が利用できます。「最大文字数」「最小文字数」
回答検証[正規表現]
「正規表現」を利用すると、郵便番号や電話番号などの入力で高度なチェックが可能になります。正規表現は一見すると難しく感じますが、覚えるとGoogleフォーム以外にもいろいろな場面で活用できます。ExcelやAccessなどでもりようできますので覚えておくと便利です。「次を含む」「含まない」「一致する」「一致しない」
正規表現の利用方法
正規表現とは、
端的に言えば、「いくつかの文字列を一つの形式で表現するための表現方法」です。正規表現を利用すれば、たくさんの文章の中から容易に見つけたい文字列を検索できます。
なお、\ を利用する場合は、\\ と書きます。
よく使う正規表現
正規表現に関する詳しい情報は、Googleのヘルプページ 正規表現の構文 ≫\d | 0~9の任意の数字を照合します。[:digit:] と同じです。 |
---|---|
[...] | 文字セット内の任意の文字を照合※します。連続する文字を利用する場合は、文字セット内の先頭文字と末尾文字をハイフンで区切ります。 [123] は「1、2、3」のいずれかの数字を照合します。 [a-f] は「a~f」の任意の文字を照合します。 |
[^...] | 文字セット外の任意の文字を照合※します。 [^a-f] は「a~f」以外の任意の文字を照合します。 |
{n} | 直前の表現がちょうど n 回出現した場合を照合します。次に例を示します。 [a-c]{2} は、a~cの任意の文字が2回連続して出現した場合のみを照合するので「ab」や「ac」は照合しますが、「abc 「や「aabbc」は照合しません。 |
- コンテンツ コンプライアンス ≫ ポリシーの正規表現では大文字と小文字が区別されます。
正規表現の使い方
Googleフォームでは、正規表現を利用することで、様々な入力制限が可能です。一方で、ハイフンなどは、全角や半角、似ている記号などもあり、回答者によっては入力が難しくなる可能性もあります。どこまで入力制限をかけべきなのかを検討することも重要です。郵便番号
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[\d{3}-\d{4}]→ カスタムエラーのテキスト欄には[xxx-xxxx形式で郵便番号を入力してください]この形式でも[[0-9]{3}-[0-9]{4}]同じ入力制限となります。
携帯電話番号(ハイフンあり)
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[0\d0-\d{4}-\d{4}]→ カスタムエラーのテキスト欄には[xxx-xxxx-xxxx形式で携帯電話番号を入力してください]電話番号(ハイフンあり)
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[/^0\d{2,3}-\d{1,4}-\d{4}$/]→ カスタムエラーのテキスト欄には[ハイフンを入れて電話番号を入力してください]電話番号(ハイフンなし)
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[/^0\d{9,10}$/]→ カスタムエラーのテキスト欄には[ハイフンを使わず電話番号を入力してください]全角ひらがな
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[/^[ぁ-んー]+$/]→ カスタムエラーのテキスト欄には[ひらがな全角文字を入力してください]全角カタカナ
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[/^[ァ-ンヴー]+$/]→ カスタムエラーのテキスト欄には[カタカナ全角文字を入力してください]半角数値
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[/^[0-9]+$/]→ カスタムエラーのテキスト欄には[数値を半角文字を入力してください] 空文字対応なしの場合は[/^[0-9]*$/]半角英字
[正規表現]→[一致する]→ パターン欄には[/^[a-zA-Z]+$/]→ カスタムエラーのテキスト欄には[英字を半角字を入力してください]空文字対応なしの場合は[/^[a-zA-Z]*$/]
セクション
セクションについて
セクションとは
Googleフォームのセクションを一言でいうと、フォームの要素(質問、タイトルと説明、画像など)を一括りにした「区切り」のことです。デフォルト状態のセクション
通常、Googleフォームを新規作成した直後の状態は、右図のように、「フォームの説明」がある「無題のセクション」と「無題の質問」の2要素のみです。セクションの追加
セションの追加方法
右側にあるメニューで[セックション追加]クリックすると、セックションが、下部に追加されます。セクションの追加後
セクションが、追加されると、下部に新しいセクションが作られ、赤枠の「セクション情報]も表示されます。「2セクション中1個目のセクション」
「2セクション中2個目のセクション」
セクション利用での分岐設定
分岐先のセクション追加
ここでは「ご希望のイベントを選択してください」という質問に対し、ラジオボタンの選択肢が「A」「B」の事例とします。質問にセクション移動を設定
- セクションを分岐させたい質問を選択します。
- 右側にある[︙その他]クリックして、[回答に応じてセクションに移動]を選択します。
- 分岐の質問は、回答を[必須]とします。
選択肢に移動先のセクションを設定
- セクションを分岐させた選択肢を選択します。
- 右側にある[▼]クリックして、移動させたいセクションを選択します。
この例では、「A」「B」の各選択肢に対応する分岐先として、2個のセクションを設定しています。
セクションのコピー、移動、削除、上と結合
コピー、移動、削除、上と結合の選択
- セクション選択します。
- 右側にある右側にある[︙その他]クリックして、処理内容を選択します。
セクションを移動
- [セクションを移動]選択するとサブウインドウで「セクションの並べ替え」が開きます。
- 右側にある右側にあるの矢印をクリックして、セクションを移動します。
上と結合
[上と結合]を選択すると、2個のセクションを1個にまとめることができます。この操作により、両方のセクションの質問が1個のセクションにまとめられます。セクション利用時の注意点
条件分岐する質問の形式
条件分岐は「ラジオボタン」と「プルダウン」のみ有効と考えましょう。事前の準備
少し複雑な条件分岐を利用する場合は、Googleフォームに直接入力する前に、フォームのフローチャートを考えましょう。意図していない質問に分岐
Googleフォームの条件分岐では意図しない質問に分岐されてしまうことがあります。デフォルトの設定のままだと意図しないセクションへ分岐されてしまうこともあるため気をつけましょう。
動作確認を行うことが重要
Googleフォームで分岐を作ると複雑なフローになってしまうこともあります。正しく動作するかを、プレビューで確認することが重要です。
条件分岐のメリット
回答時間の短縮
回答者に関連する質問だけが表示されるので、回答にかかる時間を短縮できる。離脱率の低下
回答する必要がない質問をスキップできるため、回答者が途中で離脱しにくくなる一貫した調査、精度の向上
条件分岐利用により調査に構造が追加されるため、一貫した調査が可能となり、データの精度の向上につながる予期せぬ事故防止として知っておくべきこと
Googleフォームにおけるセキュリティ上の大前提として「他人の登録データは閲覧できない」とお考えの方もいると思いますが、Googleフォームには、あえて回答共有する機能もあるので、設定には注意が必要です。設定だけでなく、回答者への回答依頼方法は3種類あり、所定の手順が必要です。
Googleフォームで質問の作成時などで利用しているURLは、管理者用のものです。フォームで回答を依頼する際は、管理者用URLを共有しないよう注意しましょう。 詳しくは、Googleフォームマニュアル 送信 ;≫ をご覧ください。
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Googleフォーム Manual Plus≫
昨今、PTAのあり方も大きく変わり、多くのPTAの皆様から会員登録についてのお問合せをいただく状況を踏まえ、会員登録いただけるPTA団体の 条件を変更 ≫することといたしました。
連合会に加入したままで、当協議会の事業やサービスをご利用いただけます。
会員登録についてのお問合せを数多くいただいており、ご要望に応じてPTA連合会などの皆様を対象としたオンラインでの当協議会説明会を開催しています。
当協議会の事業やサービスなどについてお気軽にご相談ください。
ご訪問しての対応も行っております。ご訪問の場合は、訪問者の交通費のみご負担ください。
当協議会では、PTA活動におけるコンプライアンス面からの適正化に対する取り組みをすすめています。
アンケートにご協力いただいた皆様ありがとうございます。中間集計の結果は、学校別の情報として共有しています。
ユーザー名:@zenp_alljapan https://x.com/zenp_alljapan ≫
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また、本サイトの一部には法律的な根拠を求めることが難しい内容も含まれております。このような内容については全国PTA連絡協議会としての見解となります。
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