子どもたちを守るフィルタリングとは

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子どもたちを守るフィルタリングとは

全国PTA連絡協議会
フィルタリングは、インターネット上の有害コンテンツから子どもたちを守るために欠かせません。今後は、AI技術の活用やクラウドサービス、モバイルデバイス対応など、フィルタリング技術のさらなる発展が期待されています。
ビジネス利用での観点も含めた、フィルタリングの種類、利用のメリット、デメリットや注意点などをまとめています。

フィルタリングとは

フィルタリングとは

フィルタリングとは、特定の条件に基づいて、データの管理やセキュリティの改善に役立つ技術でひとつで、インターネット上の有害なコンテンツや不適切な情報を遮断または制限するための技術のことを指します。

フィルタリングシステムは、予め設定されたルールや基準に基づいて、アクセスするウェブページやコンテンツを分析することで、有害と判断されたものへのアクセスを制限したり、不要な情報を排除することで、必要な情報を効率的に入手することが可能となります。

インターネットのフィルタリング
子どもたちが有害な Webサイトにアクセスするのを防ぐために使用されます。
保護者はフィルタリングソフトをインストールし、特定のキーワードやカテゴリをブロックする設定を行い、子どもたちが安全にインターネットを使えるようになります。
電子メールのフィルタリング
スパムメールやフィッシングメールを受信しないようにするために、メールフィルタリングが使用されます。
メールフィルタリングソフトが、特定のキーワードや送信者のアドレスを基にメールを仕分けし、不要なメールを自動的に削除することで、重要なメールを見逃すことなく、受信トレイを整理できます。

フィルタリングの仕組み

フィルタリングの仕組みは、主に以下の手法が用いられています。

ブラックリスト方式 有害と思われる特定サイトのURLをリスト化し、アクセスを遮断する方法
ホワイトリスト方式 アクセスを許可するウェブサイトのみをリスト化し、それ以外へのアクセスを制限する方法
キーワードフィルタリング 特定のキーワードを含むウェブページへのアクセスを制限する方法
コンテンツフィルタリング ウェブページの内容を分析し、有害と判断されたコンテンツへのアクセスを制限する方法

フィルタリングの必要性

現代社会においてフィルタリング技術には、次にあげるような非常に重要な役割があるとされています。
  • 情報の爆発的な増加に伴い、必要な情報を効率的に取得することが困難になっている。
  • 不適切なコンテンツやスパムメールなどが氾濫し、ユーザーの安全性が脅かされている。
  • ユーザーのニーズに合わせたパーソナライズされたサービスが求められている。
また、青少年の健全な育成の観点からは、インターネット上には悪影響を及ぼす有害情報が数多く存在しています。
2018年には「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」の改正法が施行され、18歳未満の青少年がスマートフォンや携帯電話の契約・機種変更をする際、携帯電話事業者はフィルタリングサービスを提供することが義務づけられています。 一方で、2021年4月に行われた総務省による実態調査では、以下の指摘がされています。
  • フィルタリングの利用率は低く、継続的な利用促進のための取組が必要
  • 低年齢層の子どもをもつ保護者向けに、スマートフォン購入時にフィルタリングの案内をすることが必要
  • 保護者には「リテラシーの向上」を、子どもには「自身で危険性を判断できるようになる」教育や情報・サービス展開を行うことが必要

フィルタリングの目的

  1. 未成年者の保護:未成年者が有害な情報にアクセスするのを防ぎ、安全なインターネット利用を促します。
  2. 情報漏洩の防止:企業や団体において、重要な情報が外部に漏洩するのを防ぎます。
  3. 業務効率の向上:従業員が業務に関係のないサイトにアクセスするのを制限し、業務効率を向上させます。
  4. 不正アクセスやサイバー攻撃の防止:不正アクセスやサイバー攻撃からシステムやデータを守ります。

フィルタリングの主な機能

フィルタリングシステムには、様々な機能がありますが、以下の代表的な機能を適切に組み合わせることで、ニーズに応じたきめ細やかなフィルタリングが実現可能です。
カテゴリ別フィルタリング ウェブサイトをカテゴリ別に分類し、特定のカテゴリへのアクセスを制限
時間帯別フィルタリング 特定の時間帯にインターネットの利用を制限
ユーザー別フィルタリング ユーザーごとに異なるフィルタリングルールを設定
レポート機能 フィルタリングの動作状況や、ユーザーのインターネット利用状況を報告

フィルタリングの適用範囲と対象

フィルタリングは、家庭や教育機関、企業など、様々な場面で活用されています。。
デバイス パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲームなど、インターネット接続が可能なあらゆるデバイスが対象
コンテンツ ウェブサイト、アプリケーション、SNS、動画サイト、オンラインゲームなど、インターネット上のあらゆるコンテンツが対象で、特に、アダルトサイト、ギャンブルサイト、暴力的なサイト、違法情報サイトなどが制限の対象
ユーザー 主に未成年者が対象となりますが、企業や団体などでも、業務に関わる情報漏洩や不正アクセスを防ぐためにフィルタリングを導入することも加納
場所 家庭、学校、図書館、企業など、インターネットが利用される場所であれば、どこでもフィルタリングを導入することが可能
方法 フィルタリングソフト、ルーターの設定、プロバイダのサービス、スマートフォンの機能など、様々な方法でフィルタリングを導入可能

フィルタリングの種類

URLフィルタリング

URLフィルタリングとは、アクセス先のURLに基づいてフィルタリングを行う方法です。
特定のURLやドメインをブロックリストに登録することで、そのサイトへのアクセスを制限することができます。この技術の利点は、設定が比較的簡単で、精度が高いことです。

企業では、業務に関係のないサイトへのアクセスを制限したり、学校や公共施設などでは、有害なサイトへのアクセスを防ぐために、URLフィルタリングが活用されています。
一方で、しかし、新しく作成されたウェブサイトや、URLが変更されたサイトには対応できない場合があります。

カテゴリフィルタリング

カテゴリフィルタリングとは、ウェブサイトをあらかじめカテゴリ分けしておき、特定のカテゴリに属するサイトへのアクセスを制限する技術です。
例えば、ギャンブル、アダルト、暴力などのカテゴリを設定し、それらに該当するサイトをブロックすることができます。

この技術は、URLフィルタリングよりも柔軟性が高く、新しいサイトにも対応しやすいですが、カテゴリ分けの精度が重要となります。カテゴリの分類精度が低いと、ブロックしたいURLが漏れたり逆に有益なサイトをブロックしたりしかねません。
カテゴリの分類はフィルタリングを提供するセキュリティベンダーが行っているため、そのベンダーによって精度が左右されるのが難点と言えます。

サイトに格付けを行う「レイティング方式」

レイティング方式は段階的な評価に基づいてブロックすべき対象を決める方式です。
具体的には、Webサイトを一定の基準で評価し、その評価がある閾値を超えるとブロック対象に設定します。評価の方法には、情報発信者が自ら評価するセルフレイティングと、第三者が評価するサードパーティレイティングがあります。
後者を採用すれば客観的にWebサイトを評価できるため、高い安全性が実現されますが、レイティング方式は1つひとつのサイトを評価する以上、評価結果が得られるまでに時間がかかるのが難点です。

アプリケーションフィルタリング

アプリケーションフィルタリングとは、特定のアプリケーションの利用を制限する方法です。
例えば、業務ネットワークにおいて、業務に関係のないアプリケーションの利用を禁止することで、セキュリティリスクを減らすことができます。

家庭や学校などでは、SNSやゲームなどの利用を制限することで、子どもたちの学習環境を整えることが可能す。アプリケーションフィルタリングを行うには、ファイアウォールなどのセキュリティ機器を活用することが一般的です。

キーワードフィルタリング

キーワードフィルタリングとは、ウェブページ内のテキストを解析し、特定のキーワードが含まれるページへのアクセスを制限する技術です。
不適切な単語をキーワードとして設定することで、有害なコンテンツをブロックすることができます。

ただし、この技術は文脈を理解できないため、キーワードが含まれていても有害でないページまでブロックされる可能性があります。また、画像や動画などのマルチメディアコンテンツの対応は困難です。

コンテンツフィルタリング

コンテンツフィルタリングとは、コンテンツの内容に基づいてフィルタリングを行う方法です。
具体的には、テキストデータや画像データ、音声データなどを解析し、特定のキーワードや特徴量に基づいて、不適切なコンテンツを除去します。

例えば、メールのコンテンツフィルタリングでは、スパムメールに含まれる特定のキーワードや文面の特徴を分析し、スパムメールを自動的に振り分けることができます。また、ウェブページのコンテンツフィルタリングでは、有害なコンテンツやフィッシングサイトなどを検知し、アクセスを制限することが可能です。

時間制限フィルタリング

時間制限フィルタリングとは、特定時間帯にインターネットの利用を制限する技術です。

ユーザー認証フィルタリング

ユーザー認証によるフィルタリングとは、ユーザーのIDやパスワードに基づいてアクセス制御を行う方法です。
特定のユーザーやグループに対して、アクセス権限を設定することで、機密情報へのアクセスを制限することができます。

AI活用のフィルタリング

近年、人工知能(AI)を活用したフィルタリング技術が注目されています。AIは、機械学習によってウェブページの内容を理解し、テキストだけでなく、画像や動画の解析も可能です。

高度な判断力を持ち、柔軟性に優れたAIフィルタリングは、大量学習に必要なりコスト、またAIの判断の透明性や説明責任の確保などが課題として指摘されています。

フィルタリングのメリット

有害サイトやコンテンツからの保護

フィルタリング技術は、ポルノ、暴力、違法ドラッグ、ギャンブルなどの有害なサイトやコンテンツへのアクセスを制限することができます。
特に、子どもたちをインターネット上の危険から守るために重要な役割を果たします。

フィルタリングソフトウェアは、年齢に応じて適切なコンテンツのみにアクセスを制限できるため、保護者は子どものインターネット利用を安心して管理することが可能になります。また、学校や図書館などの公共施設でも、利用者を有害情報から守るためにフィルタリングが活用されています。

ネットワークセキュリティの強化

フィルタリングは、マルウェア、フィッシング、スパムメールなどのサイバー脅威からネットワークを保護する上でも重要な役割を果たします。
悪意のあるサイトへのアクセスを制限することで、ウイルス感染やデータ流出のリスクを大幅に減らすことができます。

また、フィルタリングを導入することで、ネットワーク上のトラフィックを監視し、不審な通信を検知・遮断することもできます。これにより、サイバー攻撃の早期発見と被害の最小化が可能になり、企業においてはセキュリティ対策の強化に必須となる対策です。

生産性の向上と時間管理

ビジネスにおいてフィルタリング技術は、業務に関係のないサイトへのアクセスを制限することで、従業員の生産性向上にも貢献します。ソーシャルメディア、オンラインショッピング、ゲームサイトなどへのアクセスを制御することで、業務中の私的なインターネット利用を最小限に抑えられます。
また、フィルタリングを活用することで、従業員が業務に集中できる環境を整えられるだけでなく、ネット依存症の予防にもつながります。

法的リスクの軽減

フィルタリングは、企業が法的責任を問われるリスクを軽減するのにも役立ちます。従業員が業務中に違法サイトにアクセスしたり、不適切なコンテンツをダウンロードしたりすることを防ぐことができます。
著作権侵害、名誉毀損、ハラスメントなどに関連する法的問題を未然に防ぐことで、企業は法的リスクを最小限に抑えることが可能であり、またフィルタリングの導入は、企業の社会的責任を果たす上でも重要な取り組みといえます。
企業がフィルタリングを行う方法
業務に無関係なサイトへのアクセスをブロック
フィルタリングソフトには、あらかじめブロックすべきサイトのリストが登録されています。自社でブロック対象を1から考えずに済みます。
特定の行動をブロック
データのアップロードやアプリのインストール、掲示板への書き込みなど、情報流出リスクが高い行動を阻止できます。
ユーザー管理
情報流出リスクが高い社員をあぶり出し、管理できます。マルウェア感染などによる被害が社内全体に広がる前に対処可能です。

フィルタリングのデメリットと注意点

過剰なブロックによる利便性の低下

フィルタリングの設定が厳しすぎると、必要な情報までもがブロックされてしまう「過剰ブロック」が発生する可能性があります。
例えば、医療や教育に関する重要な情報が、特定のキーワードによって誤ってブロックされるケースがあります。

過剰ブロックは、フィルタリングの効果を損ねる大きな問題ですが、適切な対処を行うことで、その影響を最小限に抑えることが可能です。
過剰ブロックを防ぐためには、以下のような対処法が有効です。

  • フィルタリングルールの定期的な見直しと、適切な緩和措置の実施する。
  • ユーザーからのフィードバックを収集し、ルールの改善に役立てる。
  • ホワイトリスト方式の採用により、必要なサイトへのアクセスを確保する。

フィルタリングの回避方法と対策

フィルタリング技術が高度化する一方で、それを回避する方法も存在します。
例えば、VPNやプロキシサーバーを利用することで、フィルタリングを迂回することが可能です。

フィルタリングの回避は、セキュリティ上の脅威となり得るため、こうした回避方法への対策が必要です。 フィルタリングの回避を防ぐためには、以下のような対策が考えられます。

  • VPNやプロキシサービスの利用を制限するルールの設定
  • ユーザー認証によるアクセス制御の導入
  • ネットワーク監視ツールを用いた不正アクセスの検知
  • ユーザーへのセキュリティ教育や啓発活動の実施

フィルタリングの設定と管理の手間

フィルタリングを効果的に機能させるためには、適切な設定と定期的な管理が欠かせません。
特に、家庭内での子どものインターネット利用を管理する場合、保護者は設定方法を理解し、子どもの成長にあわせて設定を変更していく必要があり、一定の手間と時間が伴います。

プライバシーへの配慮

フィルタリングは、利用者のインターネット利用状況を把握することで実現されています。 この点において、利用者のプライバシーに十分な配慮が必要であり、プライバシーに配慮したフィルタリングを実現するためには、以下のような取り組みが重要です。
  • 個人情報の取り扱いに関する明確なポリシーの策定と遵守
  • フィルタリングシステムへのアクセス権限の適切な管理
  • ログデータの安全な保管と、適切な削除の実施
  • プライバシー保護に関する従業員教育の徹底
フィルタリングとプライバシーの両立 フィルタリングとプライバシー保護は、相反する側面を持っていますが、個人情報の取り扱いに関する方針を明確にして利用者のプライバシーを保護するための措置を講じるなど、両者のバランスを取ることで、利用者からの信頼を得ることが大切です。

フィルタリングの導入と運用

フィルタリングポリシーの策定

まず、ニーズに合ったフィルタリングポリシーを策定することが大切です。
ポリシー策定によりフィルタリングの目的や対象、許容するコンテンツの基準などが明確となり、一貫性のあるフィルタリングを実現できます。
ポリシー策定にあたっては、以下の点を考慮しましょう。
  • フィルタリングの目的(児童保護、情報漏洩防止など)
  • 対象となるユーザー層(年齢、役割など)
  • 許容するコンテンツの基準(教育的価値、業務関連性など)
  • 過剰ブロックやフィルタリング回避の問題点の周知
  • 例外的に許可するサイトやカテゴリー
  • 定期的な教育と、フィードバックの収集

適切なフィルタリングソフトの選択

次に、ポリシーに合致した機能を持つフィルタリングソフトを選択します。市場には多様なソフトが存在するため、ニーズに最適なものを見極めることが重要です。
ビジネス用途では、導入コストや運用の容易さ、サポート体制なども重要な検討項目です。
  • URL フィルタリング(特定のサイトへのアクセス制限)
  • コンテンツフィルタリング(不適切な内容を含むページのブロック)
  • カテゴリーベースのフィルタリング(ギャンブル、アダルトなどのカテゴリー単位での制限)
  • 時間帯によるアクセス制御
  • レポート機能(閲覧履歴の確認、傾向分析など)

フィルタリングの設定と調整

フィルタリングソフトを導入後は、ポリシーに沿って適切な設定を行いますが、利用者の利便性とのバランスを考慮することも大切です。必要以上に厳しい制限を設けると、利用に支障をきたす恐れがあります。一方、緩やかな設定では、有害情報が流入するリスクが高まります。

設定後も、利用者からのフィードバックを受けながらのフィルタリング設定の微調整など継続的な対応が必要です。また特定のサイトやカテゴリーへのアクセス許可などの柔軟な対応も必要です。

定期的なモニタリングと評価

フィルタリング運用においては、ポリシーの遵守状況やフィルタリングの効果を確認するための定期的なモニタリングと評価が必要です。評価結果をもとに、技術の進歩や社会情勢の変化に合わせ、ポリシーの内容や設定の変更など適宜アップデートしていくことが大切です。
  • ブロックされたサイトやコンテンツの内容
  • ユーザーの閲覧傾向や行動パターン
  • 過剰なブロックや不要なアクセス制限の有無

利用者教育とコミュニケーション

フィルタリングの効果を最大限に発揮するには、利用者教育とコミュニケーションが重要な役割を果たします。
利用者にフィルタリングの目的や設定内容を理解してもらうため、以下の点を伝えるなどして協力を得ることが不可欠です。
  • ィルタリングの必要性と期待される効果
  • ブロック対象となるサイトやコンテンツの基準
  • 過剰なブロックへの対処方法(申請プロセスなど)
  • インターネットの適切な利用方法

フィルタリング技術の進歩

より柔軟で適応性の高いフィルタリング

画一的なフィルタリングでは、必要な情報までブロックしてしまう可能性があります。そのため、今後はより柔軟で適応性の高いフィルタリング技術が求められています。

例えば、ユーザーの年齢や関心に応じて、フィルタリングのレベルを自動的に調整する機能や、ホワイトリストとブラックリストを組み合わせた、きめ細やかなフィルタリング設定も可能になると言われています。これにより、ユーザーのニーズに合わせた最適なフィルタリング環境を提供することができます。

フィルタリング技術の進歩と高度化

近年、人工知能(AI)や機械学習の発展により、フィルタリング技術はより高度化しています。
AIを活用することで、テキストだけでなく画像や動画の内容も分析可能となり、より適切なフィルタリングが実現しつつあります。また、ディープラーニングを用いたアルゴリズムにより、より精度の高い判定を利用することで、有害情報の検出率が向上し、誤検知率も低減されることが期待されています。

モバイルデバイスへのフィルタリング適用

スマートフォンやタブレットなどの普及に伴い、これらのモバイルデバイスへのフィルタリング適用がより重要になってきています。
特に、子どもたちがモバイルデバイスを使用する機会が増えているため、有害情報からの保護が喫緊の課題となっています。

今後は、モバイルデバイス用のフィルタリングアプリやブラウザ拡張機能の開発が進み、より手軽かつ効果的にフィルタリングを適用できるようになると言われています。

クラウドベースのフィルタリングサービス

今後は、クラウドベースのフィルタリングサービスがより一般的になると予測されています。
クラウド上でのフィルタリングの利用で、個別のデバイスにソフトウェアをインストールする必要がなくなるなど導入や管理がより簡単になります。

また、クラウドサービスでは、常に最新のフィルタリングデータベースを利用するため、新たな脅威に対しても迅速に対応することが可能です。さらに、複数のデバイスからも同じ設定でフィルタリングを適用できるため、利用者の利便性も向上します。

インターネットとの向き合い方

安心してインターネットを使うために

保護者と地域
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