一般社団法人 全国PTA連絡協議会

PTAでGoogleフォームを活用しよう!
利用者Manual

Googleフォームは無料使えるフォーム作成ツールです。PTA活動でのアンケートや問い合わせにフォームに活用できます。当サイト内でもオンラインセミナーなどの受付に利用しています。
Googleフォームの作成にはGoogleアカウントが必要ですが、回答するだけであればアカウントは必要ありません。パソコン、スマートフォンのどちらでもフォームの作成、回答が可能です。
作成:2023/08/14  更新:2023/10/07
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目次
Googleフォームの特徴や基本操作の「はじめに」の他、フォームの作成時[+]マークから[空白]のフォーム選択で開くデフォルトウインドウにある「緑枠」「赤枠」に関する機能ついて解説していきます。
はじめに  タブ … 緑枠  アイコン … 赤枠
フォームの特徴 ≫
  • メリット
  • デメリット
基本操作 ≫
  • フォームへアクセス
  • テンプレートを選択
質問タブ ≫
回答タブ ≫
設定タブ ≫
デザイン等 ≫
  • デザイン
  • プレビュー
  • 元に戻す
  • やり直し
送信 ≫ 
その他 ≫ 
デフォルトウインドウの上部
初期画面
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

Googleフォームの特徴

メリット

Googleフォーム

豊富なデザインテンプレート

フォームにはアンケートやイベントの出欠確認など、10種類以上の用途に応じた様々なテンプレートが用意されています。
テーマから好みのデザインを選ぶことも可能なので、ウェブデザインの知識がなくても簡単にフォームを作ることができます。また、フォーム内に写真やロゴを使用すると、写真やロゴに準じた色が自動で適用されます。

共同作業が可能

フォームは、1つのフォームを同時に編集することができます。
共同編集の方法は該当のフォームにユーザー名もしくはメールアドレスを追加するだけす。また、共同編集者に対して、アクセス権限の変更や別のユーザー追加を禁止することもできるため、セキュリティ面でも安心です。
フォームは、別デバイスはもちろん別アカウントからでも共同作業が可能です。

デバイスを問わず作業が可能

フォームは、レスポンシブデザインで作られているため、 パソコンでも、スマートフォンでも作成、回答が可能です。デバイスの違いによるレイアウト崩れの問題が回避されています。

自動集計・グラフで回答を確認可能

フォームに入力された回答は、 自動集計され、円グラフや棒グラフで結果が表示されます。
Google スプレッドシートとの連携で、アンケート結果や問い合わせ内容を一覧に並べて確認することも可能です。

豊富な質問形式

ラジオボタン(回答はひとつ)、チェックボックス(複数回答)、記述式、プルダウン、均等目盛など様々な質問形式を設定することが可能です。また、質問に対して、画像や動画の追加も可能です。

限定質問にも対応

回答により次の質問が非該当となる方には、その質問を省略するなど回答に応じて表示する質問を変えることも可能です。

基本無料で利用が可能

GoogleスプレッドシートやGoogleスライドと同様、無料で全機能を利用する事ができ、面倒なサブスクリプションなどの手間を省けます。

デメリット

デザインがシンプル

用途に応じた様々なテンプレート用意されていますが、ヘッダーと質問項目のみというシンプルな作りとなっていて、フデザインのカスタマイズ性は少ないといえます。
ヘッダー部分には用途に応じた写真・イラスト、もしくは自身で用意した画像を挿入できますが、あくまでもヘッダー部分のみの編集となるため、一見しただけで、フォームとすぐわかるレベルです。
Webページへ組み込んで、CSSなどを使えばカスタマイズの幅が広がります。

複雑な問い合わせ対応機能がない

フォームを利用して顧客からの問い合わせを受けることまでは可能ですが、問い合わせの内容に応じての自動返信機能や、問い合わせ状況の管理機能は、フォームにはありません。
サンクスメールやその後のメール送受信はできないため、問い合わせの対応まで行うのであれば、formrun ≫ のような問い合わせ対応や顧客管理までできるツールの利用も選択肢です。

郵便番号による住所の自動入力は非対応

郵送など住所を確認したい場面は多々ありますが、フォームは郵便番号による住所の自動入力に対応していません。 郵便番号による住所入力の補助機能があるフォームも広く認知されているため、自動入力非対応のツールからの回答依頼を煩わしいと感じる方もいるかもしれません。

データ保存場所はGoogle ドライブ

Google フォームのデータは、Google ドライブに保存されます。
回答を入力するのみなどは、特に問題になりませんが、ファイルをアップロードする回答形式は、利用するGoogle ドライブの容量に注意が必要です。
無料プランのGoole ドライブ容量は15GBです。
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

Googleフォームの基本操作

フォームへアクセス

フォーム Googleのアプリメニューから、「Googleフォーム」にアクセスしてください。
アカウントをお持ちでない場合は、
Googleアカウントを活用しよう! ≫
Googleアカウント有無の確認方法、アカウントの作成方法のほか、セキュリティ対策や「自分用」と「ビジネスの管理用」の違いなどの情報があります。
アカウントを作成したら、登録したメールアドレスとパスワードでログインし、Googleフォームのページを開きます。
基本操作 ≫  

テンプレートを選択

フォームにアクセスしたら、テンプレートを選択しましょう。右上の[テンプレートギャラリー]をクリックすると、全てのテンプレートが表示されます。
テンプレートを利用しない(ご自身でフォームをはじめから作成したい)場合は、左側の[+]マークから[空白]のフォームを選択します。
テンプレート
基本操作 ≫  

カスタマイズ

Googleフォーム上できるカスタマイズは下記の7種類です。
  • フォントの変更
  • 背景とテーマの色のカスタマイズ方法
  • ヘッダー画像のカスタマイズ
  • 動画の埋め込み
  • メールの自動返信
  • 条件分岐機能
  • Googleスプレッドシートとの連携
Googleフォームのカスタマイズにには下記の3種類の方法があります。
カスタマイズ方法特徴難易度
Googleフォーム上シンプルなカスタマイズ中心簡単
アドオンを活用幅広い機能追加が可能比較的簡単
HTML/CSSを活用デザインを自由自在に変更できる難しい
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

質問タブ

質問タブでは、以下の機能にわけて解説しています。
回答
質問タブ ≫

タイトルとフォームの説明

[+]マークから[空白]のフォームを選択すると、質問タブが選択された状態の図のようなウインドウが開きます。赤枠の[無題のフォーム]欄にはタイトル、[フォームの説明]欄には説明文を入力します。説明文には、フォームの概要、挨拶文、回答時の注意事項など、回答者にあらかじめ伝えておきたい内容を記載すると良いでしょう。
青枠は[設定]タブで設定する項目です。黄枠が質問や回答を設定する欄で、質問数に応じて欄が追加されます。緑枠のメニューでは、パーツの追加が可能です。
タイトル
質問タブ ≫

パーツの追加

メニュー
パーツの横に表示されるメニューは、各種パーツの追加で利用します。
  • 質問を追加
  • 質問をインポート
  • タイトルと説明の追加 … 質問と質問の間における説明や、区切りとしてのタイトルが設定可能です。
  • 画像の追加
  • 動画の追加
  • セクションを追加
セクション Googleフォームにおける「セクション」を一言でいうと、質問項目など各パーツの大きな括り(フォームの区切り)のことです。セクションを設定することで、回答による質問分岐が可能になります。
[セクションの追加]をクリックすると、下記のように表示されます。
1個目が「2 セクション中 1 個目のセクション」
2個目が「2 セクション中 2 個目のセクション」
入力したい方のセクションをクリックすることで、選択され、入力が可能になります。
5個の質問を2個のセクションとする場合の例は、「ご本人について … 姓名、年齢、性別」「連絡先 … 住所、電話」
セクションは、ブラウザー上で、それぞれ別ページとして表示されます。
2個目のセクションを作成した後、右上の[︙ その他]をクリックすると下記のようなメニューが表示され、セクションの「複写」「移動」「削除」「上と結合」が可能です。
セクション
詳しい情報は「Googleフォーム Manual Plus」の セクション ≫ をご覧ください。
質問タブ ≫

質問の設定

質問の設定
基本的な質問設定
  • 緑枠で「質問」と、質問に対する回答の「選択肢」を入力します。
  • 選択肢を追加するは、最終行にある[選択肢の追加]または[その他を追加]をクリックします。
  • 黄枠で「回答形式」を選択します。
  • 質問を移動するには、赤枠アイコンで質問をドラッグします。
※セクションの移動は、セクション右上の[︙ その他]をクリックします。
その他の質問設定
  • 回答を必須にするには、青枠の[必須] トグルスイッチをオンにします。
  • 質問に画像を追加するには、赤矢印のアイコンクリックします。
  • 質問を複写するには、緑矢印のアイコンをクリックします。
  • 質問を削除するには、青矢印のアイコンをクリックします。
選択肢をシャッフルする [選択肢の順序をシャッフルする]を選択するだけで、フォームでは、作成した質問の選択肢をランダムに表示させることが可能です。 選択肢の順番によって固定観念が生まれ、アンケート結果が左右されると想定される場合などに活用できます。
回答に応じてセクションに移動 条件付きの質問表示機能と組み合わせることで、回答者の回答内容に応じて適切なセクションへ誘導するナビゲーションが提供可能となります。
詳しい情報は「Googleフォーム Manual Plus」の セクション ≫ をご覧ください。
質問タブ ≫

回答の形式

フォーム名を設定したら「パーツの追加」で「質問」を追加して、質問内容と選択肢を作成していきます。
回答の形式は、質問内容に応じて下記のような様々な形式が選択可能です。
記述式 記述式
短い文のテキストを入力する形式形式です。この形式では下記のような入力する文字の制限も可能です。
  • 数字のみ
  • 指定した数値以上を入力可能
  • 回答に特定の文字がを含む
  • 回答内容はメールアドレスやURL
  • 回答の最大文字数や最小文字数
段落 段落
長い文のテキストを入力する形式で、改行ができるのが特徴です。回答の最大文字数と最小文字数の設定が可能です。
ラジオボタン ラジオボタン
選択肢の中から回答を一つだけ選択できる形式です。「はい・いいえ」や性別などの質問に向いています。選択肢に「その他」を追加可能です。
チェックボックス チェックボックス
選択肢の中から複数の回答を選択できる形式です。選択肢に「その他」を追加可能です。
選択する回答数に「最低2個以上選択」「最大3個まで」などの制限を設けることも可能です。
プルダウン プルダウン
プルダウンにより表示される選択肢の中から回答を一つだけ選択できる形式です。ラジオボタンと同形式ですが、回答に画像を付与できません。
都道府県や生年を選択するなど、数の多い回答をコンパクトに見せることができるのが特徴です。チェックボックスでは読みづらくなる場合に便利です。
均等目盛 均等目盛
数値のメモリで段階評価ができる形式です。
段階評価の最小値を「0」または「1」、最大値を「2~10」の範囲で設定できます。
各メモリの両端には、数値の簡単な説明な度を入力するラベル設定が可能です。
均等目盛は回答が設定できません。何かに対しての評価や感情を測定するのに最適な形式です。
右図は「1~5」の5段階評価にラベル設定した例です。
選択式 選択式(グリッド)
一行につき一つの回答を選択できる質問を複数作成し、それを表する形式です。一つ質問から複数アイテム各々ついて段階評価選択などに活用できます。
ラジオボタンと同形式ですが、回答に画像を付与できません。
チェックボックス チェックボックス(グリッド)
一行につき複数の回答を選択できる質問を複数作成し、それを表する形式です。一つ質問から複数アイテム各々について複数回答選択などに活用できます。
例:行に時間帯、列に日程で、スケジュール調整。
日付 日付
任意の日付を入力できる回答形式です。「年月日」の他、年を省いた「月日」のみ、「時刻付日付」などの設定が可能です。
時刻 時刻
時刻や経過時間を入力できる回答形式です。「時刻」「経過時間」のどちらを入力するかを設定可能です。
ファイルアップロード機能
回答者がファイルをアップロードできる機能です。ファイルの種類や最大ファイルサイズを設定できます。
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

回答タブ

回答タブでは、以下の機能にわけて解説しています。
回答
回答タブ ≫ 

回答タブの種類

回答タブ
回答タブをクリックすると、「概要」「質問」「個別」タブが表示され、タブに応じた形式で回答を確認できます。
概要
回答の全体像を確認できます。フォームの内容によって、回答状況、件名、内容などが確認でき、質問の種類によってはグラフで視覚的に確認できます。フォームで作成した質問の形式によって、グラフの形状も変わります。
質問
フォームに設けた質問ごとに回答を確認できます。 プルダウンボックスから質問を選び、回答を確認できます。 ひとつずつ質問を確認したい場合は、[>]または[<]で次の質問、前の質問の回答を順番に確認できます。
個別
回答者ごとに回答を確認できます。[>]または[<]で次の回答者、前の回答者を順番に確認することができます。フォームを「お問合せフォーム」として利用している場合は「個別」タブで回答を確認しましょう。
表示されるグラフの種類 ラジオボタン、プルダウン … 円グラフ
チェックボックス(複数回答) … 横棒グラフ
均等目盛、選択式グリッド、チェックボックスグリッド … 縦棒グラフ
※均等目盛とグリッド2種では縦棒グラフにバリエーションがあります。
回答を確認できない場合 Googleフォームの回答が確認できない、フォームを開けない場合は次の点を確認してください。
  • アクセス権があるか?
  • アクセス権のあるアカウントでログインしているか?
回答タブ ≫ 

回答受付の開始と終了

受付終了
  1. [回答]タブをクリックし、回答ウインドウを表示します。
  2. 右上にある[回答を受付中]トグルスイッチを切り替えることで、回答受付の開始と終了が可能です。
[回答を受付中]をオフにした場合、回答者がフォームにアクセスすると[回答を受け付けていません]が表示されます。
回答タブ ≫ 

スプレッドシートで回答を確認

スプレッドシート
フォームでは、回答をスプレッドシートにリンクさせて、回答があった都度、スプレッドシートに反映させることが可能です。 スプレッドシートには、リアルタイムで回答がまとめられますので、例えばスプレッドシートを開いているときに回答があると、回答内容が追加記載されていく仕組みです。
回答の送信先
  1. [回答]タブをクリックし、回答ウインドウを表示します。
  2. 右上にある[スプレッドシートにリンク]をクリックします。
  3. サブウインドウで[回答の送信先を選択]が表示されるのでいずれかを選択し、右下の[作成]ボタンをクリックします。
特にスプレッドシートの指定がない場合は「新しいスプレッドシートを作成」を選択します。
スプレッドシートで回答を共有 回答をスプレッドシートにリンクした後にスプレッドシートを共有することで回答の共有が可能です。
スプレッドシートでの共有は共同編集者を追加する方法とは違い、共有する相手は閲覧のみ可など細かく設定できます。
共有の方法は、スプレッドシートの右上にある[共有]ボタンをクリックして、共同編集者を追加するのと同様の方法で、共有したいユーザーのメールアドレスを入力します。
メールアドレスではなく、SNSのDMなどで共有したい場合は、[リンクをコピー]のクリックで、リンクがコピーされた状態となり、リンクを送りたい相手にそのままペーストし送信してください。
フォームまたは回答を削除する 回答をスプレッドシートに保存すると、Googleドライブに別のファイルが作成されます。スプレッドシートまたはフォームいずれかを削除しても、もう一方のファイルは削除されません。
フォームから回答を削除した場合、元に戻すことはできません。
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

設定タブ

設定タブでは、以下の設定が可能です。
  1. テストにする ≫ … 点数の割り当て、解答の設定、フィードバックの自動提供が可能になります。
  2. 回答 ≫ … 回答を収集、保護する方法を管理できます。
  3. 表示設定 ≫ … フォームと回答の表示方法を管理できます。
  4. デフォルト ≫ …「フォームのデフォルト設定」はこのフォームと新しいフォームに、「質問のデフォルト設定」はすべての新しい質問に適用されます。
設定
設定タブ ≫

1.テストにする

「テストにする」を利用すると、アンケートフォームだけでなく、自動採点に対応したテストフォームの作成が可能です。テストフォームでは、回答者へのフィードバックや成績開示方法なども設定可能です。
テスト配布以外にも、PTAイベントでのクイズなどにも活用できます。フィードバックをうまく使うことで、回答者のモチベーションを高めることもできます。
[テストにする]の設定
[設定]タブを選択して、[テストにする]トグルスイッチをONにすると、回答者への成績発表のタイミングなど下記の設定が可能です。
テストにする
成績の発表
回答後に成績をどのように回答者に知らせるかの設定で、
送信直後 … 回答終了後、フォームの最後ページに「スコアを表示」または「正解度を表示」のリンクが表示されます。回答者がクリックすることで 成績の確認が可能です。
確認後に手動で表示する … 回答後に成績をすぐに知らせたくない場合はこちらを選択します。フォーム編集者は[回答]タブ、[スコアの通知]ボタンクリックで回答者あてに成績をメール送信することが可能です。
不正解だった質問、正解、点数
回答者が自身の成績を確認した際に何を表示させるかの設定です。全てオンすると問題の答えが全て表示されるため、テストで利用する場合などは注意してください。
不デフォルトで質問に割り当てる点数
テスト作成時にデフォルトで割り当てる点数の設定です。作成時に点数を別途設定した場合は、別途の設定が優先されます。
以下は、「テストを利用する」を設定する手順です。
テストを利用するには、
  1. [設定]タブを選択して、[テストにする]トグルスイッチをオンにします。(上図)
  2. [テストにする]ウインドウでは、その他のオプション項目も設定します。
  3. [質問]タブを選択して、各質問の質問の左下の表示を確認します。自動採点対象の質問には[解答集を作成]が表示されています。
※「ラジオボタン」や「チェックボックス」形式は、自動採点の対象です。
解答集を作成するには、
  1. [解答集を作成]をクリック(上図)すると「正しい解答」と「点数」の入力欄が表示されます。
  2. [テストにする]がオンになっていない場合は、[解答集を作成]は表示されません。
※「ラジオボタン」や「チェックボックス」形式は、自動採点の対象です。
回答者に対するフィードバックを設定するには、
  1. [回答者に対するフィードバックを追加]クリック(上図)すると、フィードバックの設定が可能です。
  2. 「フィードバックを追加」の「不正解」「正解」タブでは、それぞれの回答者に対するフィードバック設定が可能です。
  3. 「フィードバックを追加」の左下ボタンでは「文章」「リンク」「動画」を利用した解説を加えることが可能です。
  4. 「回答に対するフィードバックを追加」で必要な情報を入力したら[保存]ボタンをクリックします。
設定タブ ≫

2.回答

[回答]の設定
[設定]タブから[回答]を選択すると、回答を収集、保護する方法を管理できます。
「メールアドレスを収集する」とログインの必須となる「回答を1回に制限する」は、回答者の操作を増やすことになるので、フォームの目的上、必要な場合だけ利用するといいでしょう。
回答
メールアドレスの収集する
メールアドレス入力用の質問がフォームに追加され、回答者にメールアドレスの入力を求めます。
回答者と後日連絡をとりたい場合などに利用しましょう。収集の選択肢は3つあります。
収集しない … 回答者のメールアドレスを収集しません。
確認済み … Googleアカウントに紐づいた検証済みメールアドレスが自動送信される仕様です。回答者はGoogleアカウントのログインが必須となります。
回答者からの入力 … メールアドレスの入力は必須の設置ですが、回答者が自由に入力するため、誤入力のリスクがあります。
[確認済み]または[回答者からの入力]を選択した場合、フォームの編集者が回答ウインドウを開くと回答者のアドレスが表示されます。
回答のコピーを回答者に送信
オフ …  回答のコピーは回答者に送信されません。
リクエストされた場合 … 回答者が希望した場合のみ回答のコピーが送信されます。 回答者へのリクエスト確認は、フオームの終わりに出てくる[送信]ボタンの直前に表示される[回答のコピーを自分宛に送信する]というトグルスイッチで行われます。
常に表示 … べての回答者に回答のコピーが送信されます。
回答の編集を許可する
回答後に、回答者が自身の回答を編集(修正)可能にする設定です。[回答を1回に制限する]オンにすると全ての回答後フォームの最後のページにに[回答を編集]ボタンが表示されます。これをクリックするとフォームの入力画面が開きます。
何度も編集しても、送信される(記録される)回答は最後に入力した回答のみとなり、同一人物からの複数回答を避けられます。
回答を1回に制限する
1回に制限 オンすると、回答者にGoogleアカウントへのログインを求められます。回答者がGoogleアカウントを持っていない場合、フォームに回答できなくなります。
[回答を1回に制限する]オンにしている場合、回答送信後にフォームのURLをクリックすると図のようなメッセージが表示されます。
Googleアカウントのログインなしでも回答を可能にするは、[回答を1回に制限する]オフにします。
設定タブ ≫

3.表示設定

[表示設定]の設定
「表示設定」では、フォームと回答の表示方法を管理できます。
回答
進行状況バーを表示
メニュー 質問の量が多い時にどこまで回答したかの目安として利用できます。セクションがページとしてカウントされ、フォームウインドウの下部に表示されます。
質問の順序をシャッフルする
回答者がフォームを開くたびに、質問や回答の選択肢が異なる順序で表示することが可能です。質問や回答の選択肢は、1件のメールアドレスにつき1回だけシャッフルされる仕様です。
確認メッセージ
メニュー 回答後に表示するメッセージを編集することがすることが可能です。デフォルトでは「回答を記録しました」と表示されます。メッセージを編集するには[編集]クリックして、メッセージを入力し[保存]をクリックします。
別の回答を送信するためのリンクを表示
メニュー [回答]ウインドウで[回答を1回に制限する]をオフにしている場合のみ、この機能は有効になります。
[回答を1回に制限する]をオフかつ[別の回答を送信するためのリンクを表示]をオンにした場合、図のように[別の回答を送信]ボタンが表示されます。
「別の回答を送信」をクリックするとフォームが開き再度入力が可能とりますが、既に送信した回答を編集するのではなく、別の回答を送信することになるので同一人物の回答が複数回送信されます。
結果の概要を表示する
メニュー この設定をオンにすると、回答後に「前の回答を表示」というリンクが表示され、リンクをクリックすると 他の回答者が入力した内容が全て閲覧可能な状態となります。意図せずオンにしていると、情報漏えいにつながる恐れがあるため十分注意してください。
デフォルトでは「オフ」になっています。
すべての回答者に対して自動保存を無効にする
デフォルトでは、この機能はオフとなっており、フォームでの回答の下書き(送信前の状態)は、自動的に保存されます。 「この機能をオンにすると回答者がブラウザーを閉じたり、ブラウザーを更新したりすると、それまでの回答内容が失われます。
設定タブ ≫

4.デフォルト

[デフォル]の設定
「フォームのデフォルト設定」の項目は、このフォームと新しいフォームに適用されます。
「質問のデフォルト設定」はす、べての新しい質問に適用されます。
回答
フォームのデフォルト設定
メールアドレスを収集するかどうか、デフォルト設定が可能です。現在、開いているフォームと今後、新規作成したフォームにはこの設定が適用されます。ただし[回答]ウインドウの[メールアドレスを収集する]で設定を変更した場合は、変更内容が優先されます。
質問のデフォルト設定
今後、新規作成する全ての質問をデフォルトで必須事項にすることが可能です。設定を変更してもこれまで作成していた質問には影響はありません。
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

デザイン等

デザインの設定

送信
デザイン デザインの設定は、ウインドウ右上の[パレットマーク]から行うことができます。
テーマウインドウでは、ヘッダー画像、色や背景を設定することで、フォームにあったデザインを展開できます。
フォント
ベーシック、デコラティブ、フォーマル、プレイフル
ヘッダーの変更
テーマ … Googleフォーム上のテンプレートを選択
アップロード … 自分で画像をアップロード
写真 … Googleフォトにアップロードされている写真を利用
デザイン等 ≫

プレビュー

内容の作成やデザインの設定が完了したら、上部にあるマークをクリックし、プレビューを確認します。
プレビューはご利用中のブラウザーの新しいタブやウインドウで表示されます。修正が必要な場合は、元のタブやウインドウに戻って修正します。
送信
デザイン等 ≫

元に戻すとやり直し

送信
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

送信

フォームの共有方法はメールで送る、リンクを共有する、TwitterやFacebookに投稿するなど様々な方法が選べるため、フォームの実施方法や回答者にあわせて選択しましょう。

送信 ≫

回答者への回答依頼方法は3種類

送信
回答者に対して、作成・編集したフォームの入力を依頼(フォームのURLを公開)する方法は、3つの方法があります。 まず、ウインドウ右上の[送信]ボタンをクリックでサブウインドウを開きます。サブウインドウに表示される3種類のアイコンのいずれかをクリックします。
  1. フォームのURLリンクをメールやチャットで送信 ≫
  2. フォームのURLリンクをウェブサイトに埋め込み ≫
  3. URLリンクを通知 ≫
[送信]ボタン送信横の[︙ その他]クリックで表示されるメニューの[共同編集者を追加]からも「1.リンクの取得」と同機能である[回答者リンクをコピー]ボタンへのアクセスが可能です。
送信 ≫

1.リンクの取得

一般的に使われるのは、フォームURLリンクを取得してメールやチャットで送信する方法です。
  1. フォームの編集画面右上の[送信]ボタンをクリックします。(上図)
  2. 表示された「フォームを送信」ウインドウで、「送信方法」欄の[リンク]タブを選択し、続けて[コピー]をクリックします。(下図)
  3. コピーされた「URLリンク」をメールやチャット、ウェブサイト、ブログなどで共有します。
送信
フォームを送信画面で[URLを短縮]にチェックを入れると、フォームのURLリンクは短縮URLとなるので、メールやチャットにコピーする際に便利です。
送信 ≫

2.ウェブサイトに埋め込み

フォームのURLリンクをウェブサイトに埋め込むことも可能です。
埋め込み
  1. フォームの編集画面右上の[送信]ボタンをクリックします。
  2. 表示された「フォームを送信」ウインドウで、「送信方法」欄の[<>]タブを選択します。(上図)
  3. フォームの「幅」や「高さ」を設定します。
  4. [コピー]ボタンをクリックします。
  5. コピー後は、埋め込み用のHTMLリンクをウェブサイトに貼り付ければ完了です。
送信 ≫

3.URLリンクを通知

フォームから回答を依頼する方に対してURLリンクを通知する方法もあります。
リンクを通知
  1. フォームの編集画面右上の[送信]ボタンをクリックします。
  2. 表示された「フォームを送信」ウインドウで、「送信方法」欄の[メール]タブを選択します。(上図)
  3. 送信先の[メールアドレス][件名][メッセージ』を入力
  4. [フォームをメールに含める]のチェックをオンにして、[送信]ボタンをクリックします。
特徴 ≫   基本操作 ≫   質問タブ ≫   回答タブ ≫   設定タブ ≫   デザイン等 ≫  送信 ≫  その他 ≫

5.[︙ その他]

送信
その他 [︙ その他]をクリックするとサブウインドウが開きます。
「スクリプト エディタ」「アドオンを取得」を利用することで、様々な機能が利用できますが、関連情報の事前入手と一定のスキルが必要です。
「キーボードショートカット」は、フォーム操作で利用可能なキー操作の一覧です。
その他 ≫

事前入力したURLを取得

Googleフォームで回答に初期値を設定したフォームを作成したい場合、「事前入力したURLを取得」でURLの取得が可能です。
  1. フォーム画面右上の[︙ その他]をクリックし、メニューを表示します。
  2. メニューから[事前入力したURLを取得]をクリックすると、フォームが表示されます。
  3. 表示されたフォームの各項目に初期値を入力します。
  4. 左下[リンクを取得]ボタンをクリックします。
  5. 続いて表示されるサブウインドウで[リンクをコピー]ボタンをクリックします
  6. 「クリップボードにされました」が表示されURLがコピーされます。
フォーム以外のツールが必要ですが、サンプル番号などを設定したフォーム「事前入力したURLを取得」でURLを取得し、Excelの「Substitute」を利用すれば、個別のサンプル番号番号付URLや二次元コードを作成することも可能です。
その他 ≫

共同編集者を追加

共同編集者の設定により、共同作業者も、フォームの編集、回答の閲覧が可能になります。予期せぬ設定とならないように注意しましょう。
  1. フォーム画面右上の[︙ その他]をクリックし、メニューを表示します。
  2. メニューから[共同編集者を追加]をクリックすると、「編集者の追加」ウインドウが表示されます。
  3. 表示されたウインドウで、共同作業をしたいユーザーのメールアドレスを入力します。
  4. 右下[完了]ボタンをクリックします。
その他 ≫

スクリプトエディタ

「Google Apps Script」(略称:GAS)は、Googleが提供するサービスをスクリプトで実行、操作するサービスです。エクセルのマクロと比較されることがありますが、「GAS」はより多様性に富んでいます。「GAS」では、JavaScriptを利用しますが、ソースコードについては様々な書き方があります。ご自身で適切なコードを書けるよう、勉強してみるのも良いかもしれません。
Google Apps Scriptが使えるサービスとその活用例
  • Google フォームの問い合わせ管理と自動返信
  • Twitterに自動投稿
  • タスクの自動処理
  • LINEに自動返信
  • メールの一斉送信
その他 ≫

アドオンを取得

フォームでは、アドオンを利用することで、様々な外部ツールを簡単に組み込むことができます。アドオンは、フォームの機能を拡張したり、データ処理や分析を効率化するための追加ツールです。
例えば、メール通知アドオンを利用することで、フォームへの回答があった際に自動でメールが送信されるよう設定できます。また、データ可視化アドオンを使えば、収集した回答データをグラフやチャートにまとめることが容易になります。
フォームのアドオンは、「アドオン」メニューから検索し、インストールして利用することができます。必要に応じてアドオンを導入し、フォームの機能を最大限に活用しましょう。
Googleフォームのアドオン一覧
アドオン名称機能や概要
Timer&ProctoringGoogleフォーム上にカウントダウンタイマーを設置可能
Formfacadeホームページデザインに調和したフォームの埋め込みが可能
Booking Calendar回答したデータを自動で「Googleカレンダー」に登録可能
Form Ranger Googleスプレッドシートからデータを取得して自動での質問作成が可能
Pictographrカスタムデザインを作成し、Googleフォームに直接埋め込みが可能
QR Code MakerGoogleフォームにアクセスするための二次元コードの発行が可能
Choice Eliminator2質問の選択肢を削除が可能
Certify‘emオンライン証明書の作成が可能
FormLimiter「回答数」「特定の日付」「時刻」などでフォームの自動停止が可能
FormRecyclerGoogleフォームにコピー機能を追加
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オンライン情報交換会のご案内
情報交換会
2024年1月13日(土)10:00〜11:30、第3回情報交換会を開催いたします。
情報交換会では、各連合会やPTA活動でのお悩みや事例報告、課題解決成功事例など、参加者の知見を持ちより、情報交換をすることによるノウハウの共有を目的としています。
今回は、2つのテーマを中心に20分程度のセミナーに続き、ファシリテーターを交えたフリートーク形式で開催します。
  • 活動のスマート化には?
  • PTA活動の業務委託は?
他県ではどうなんだろう?どんな対応をしているのだろう?
PTAを取り巻く環境も変わりつつあります。
Zoom利用の会議ですので、お気軽に参加いただき、情報交換を有効にご活用ください。
都道府県PTA協議会・市区町村PTA連合会等の役員、事務局の皆様を対象としておりますが、単位PTAの皆様もご参加いただけます。
※全国PTA連絡協議会の会員・非会員は問いません。(1団体3名程度まで) 詳しくは ≫
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※Gooleフォームを利用しています。
Zoomのアカウント登録は無料です。Zoomのご利用に不安がある場合は、当協議会にお問い合わせください。お問い合わせ ≫
Zoomご利用にあたっての最初の準備、テスト接続とトラブル対策などの情報は、Zoom Manual 利用者編 ≫
Zoom社のサイトでは、動作環境の確認などお試し接続が可能です。ご利用予定の端末から クリック ≫ してください。
PTA運営の支援
ITライセンス支援(会員対象)
Wi-Fi利用環境の支援
PTA団体補償制度(会員対象)
PTA情報の共有
情報共有 … PTA運営支援
情報共有 … PTA個人情報保護
情報共有 … IT導入支援
情報共有 … Googleアプリの活用
情報共有 … オンライン会議の活用
コラム
コラム … 保護者として
コラム … 安心してインターネットを使うために
協議会からのお知らせ
会員登録 当協議会は会員団体の人的、金銭的なご負担を最小限とし、各都道府県、市区町村のPTAがつながることでメリットを享受いただける団体を目指しています。
会員を対象とした各種サービスの助成制度や割引制度をより多くのPTAの皆様にご利用いただけるよう、当協議会ご登録にあたっての入会金や会費の制度は設けておりません。金銭的なご負担なく登録いただけます。
また、会員団体の皆様には、事務負担や研修会・イベントなどへの動員は想定していません。
情報交換会や各種セミナーは、基本的にオンライン形式で開催いたしますので、皆様のニーズや関心に応じて、お気軽にご参加いただけます。
PTAの皆様は、金銭的や人的なご負担を気にせず、必要とされる事業やサービスをご利用ください。
2023年の会員対象は、上部団体に未加入または休会中のPTA団体を原則としております。(図の緑部分)
  • 日本PTA全国協議会に未加入または休会中の協議会
  • 道府県PTA協議会に未加入または休会中の市区町村PTA連合会等
  • 市区町村PTA連合会に未加入または休会中の単位PTA
対象となるPTAの皆様、 ぜひ、当協議会へのご登録をご検討ください。
上部団体からの退会・休会を検討中のPTAの皆様も、 お気軽に お問い合わせ ≫ ください。
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単位PTAの皆様からのお問い合わせも少しずつですが増えています。
ご不明な点は、お気軽に お問い合わせ ≫ ください。 現時点での会員登録は、こちら ≫
更新:2023年11月2日