全P教育施策アンケート 第1回 ② 集計結果
中学校部活動の地域展開
各質問の層別集計グラフなど
1,004人の皆様から貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
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質問項目
Q1. 国では、「学校部活動の地域展開」という方針が示されていますが、ご存知ですか。グラフ ≫
- 方針の内容をよく知っており理解している
- 方針の内容は知っているが詳しくは理解していない
- 方針について聞いたことはあるが内容は知らない
- まったく知らない
Q2.「学校部活動の地域展開」について、お住まいの地方公共団体において、どのような検討 がなされているかご存知ですか。≫
- よく知っている
- だいたい知っている
- あまり知らない
- まったく知らない
Q3. 下記の1〜7についてそれぞれお答えください。≫
(向上する・低下する・変わらない・ もともとない)- スポーツ・文化芸術活動に関する技術が向上する
- スポーツ・文化芸術活動の楽しさや喜びを知る
- 体力の向上や健康の増進につながる
- 学年やクラスの垣根を越えたつながりをもつことで、縦横の友情が深まる
- 一つの目標に向かって努力することで、自主性、協調性、連帯感が育成される
- 課外の居場所となることで、登校する意欲や動機付けとなる
- 愛校心を育くむ
Q4.「学校部活動の地域展開」について、どのようにお考えですか。≫
- 賛成
- どちらかと言うと賛成
- どちらかと言うと反対
- 反対
- どちらとも言えない
Q5.「学校部活動の地域展開」について、あなたのお考えに最も近いものを教えてください。(上位3つ)≫
- 人数が足りずにできなかった活動ができるようになる 2.教員の働き方改革につながる
- プロの指導を受けることで技術が向上する
- 指導が過熱する心配がある
- 質の高い指導者等を必要な人数確保できない心配がある
- 通える場所に子どもが希望する地域クラブが整備されない心配がある
- 保護者の送迎や費用の負担が増加する心配がある
- 経済的に余裕のない家庭の子どもは参加できなくなる心配がある
- 学校部活動で得られてきた教育的意義や効果を、地域クラブ活動で得られるか疑問が ある
- 登校する意欲や動機付けが失われることで、不登校の生徒が増加する心配がある
- 子どもたちの居場所が減る心配がある
- 情報が不足し、生徒・保護者等の関係者の理解が得られていない
Q6.「学校部活動の地域展開」について、国に伝えたいことがあれば、自由にご記入くださ い。(200 文字以内)≫
回答者の属性
回答者の立場別
子どもの学年別
高校生以下の子どもを持つ保護者(888人)を、以下の方法で3つに区分しています。
最初に「小学校4年生〜中学校2年生」のお子さまがいる保護者を抽出、次に「小学校3年以下」のお子さまがいる保護者を抽出、残り保護者の皆さまは「中学校3年生以上」の層へ分類。
最初に「小学校4年生〜中学校2年生」のお子さまがいる保護者を抽出、次に「小学校3年以下」のお子さまがいる保護者を抽出、残り保護者の皆さまは「中学校3年生以上」の層へ分類。
- 「小学校3年以下」の層には、 中学校3年生以上のお子さまがいる場合もあります。
性別
年齢層別
自治体区分別
- 保護者または学校関係者は学校所在地、その他は居住地
特別区、政令指定都市、中核市、一般市町村の区分
| 特別区 | 東京都23区 | ||
| 政令 指定 都市 |
札幌市 仙台市 さいたま市 千葉市 横浜市 川崎市 |
相模原市 新潟市 静岡市 浜松市 名古屋市 京都市 大阪市 |
堺市 神戸市 岡山市 広島市 北九州市 福岡市 熊本市 |
| 中核市 | 函館市 旭川市 青森市 八戸市 盛岡市 秋田市 山形市 福島市 郡山市 いわき市 水戸市 宇都宮市 前橋市 高崎市 川越市 川口市 越谷市 船橋市 柏市 八王子市 横須賀市 |
富山市 金沢市 福井市 甲府市 長野市 松本市 岐阜市 豊橋市 岡崎市 一宮市 豊田市 津市 豊中市 吹田市 高槻市 枚方市 八尾市 寝屋川市 東大阪市 姫路市 尼崎市 |
明石市 西宮市 奈良市 和歌山市 鳥取市 松江市 倉敷市 呉市 福山市 下関市 高松市 松山市 高知市 久留米市 長崎市 佐世保市 大分市 宮崎市 鹿児島市 那覇市 |
| 一般 市町村 |
特別区、政令指定都市、中核市以外の市町村 | ||
性別 × 回答者の立場別
年齢層別 × 回答者の立場別
Q1. 国における方針の認知状況
Q1. 国では、「学校部活動の地域展開」という方針が示されていますが、ご存知ですか。
国の方針は「認知は進むが、理解には差」がみられる
全ての回答者(n=1,004)では、「よく知っており理解している」22.5%、「知っているが詳しくは理解していない」42.7%で、合計65.2%が“知っている”側に該当します。一方で、「聞いたことはあるが内容は知らない」20.7%、「まったく知らない」14.1%も確認できます。この分布からは、方針の名称自体は一定程度浸透している一方、内容理解の深さには段階差があることがうかがえます。情報提供においては、用語説明だけでなく、生活面で影響が想定されやすい論点(活動場所、指導体制、費用負担、移動・安全、責任分担など)を含め、理解段階に応じた整理が求められる可能性があります。
回答者の立場別
![]() |
以下のグラフは「高校生以下の子どもを持つ保護者」888人を対象としています。 |
自治体区分別
子どもの部活動別
子どもの学年別
Q2. 居住地域における検討状況の認知状況
Q2.「学校部活動の地域展開」について、お住まいの地方公共団体において、どのような検討 がなされているかご存知ですか。
自治体の検討状況は「未把握層が多数」で、地域情報の到達が課題となり得る
全ての回答者(n=1,004)では、「よく知っている」6.9%、「だいたい知っている」23.3%で合計30.2%となっています。対して、「あまり知らない」43.8%、「まったく知らない」26.0%で合計69.8%と、“知らない”側が多数を占めます。国の方針の認知(Q1)と比較すると、自地域での具体的な検討状況の情報は届きにくい状況が示唆されます。地域展開は自治体により進捗や制度設計が異なり得るため、未把握のままでは関係者の見通し形成が難しくなる可能性があります。報告・周知のあり方としては、「決定事項」だけでなく「検討中事項」も含めた整理・更新の仕組みが、理解の底上げに資する余地があります。
回答者の立場別
以下は「高校生以下の子どもを持つ保護者」888人を対象としています。
自治体区分別
子どもの部活動別
子どもの学年別
Q3. 教育的意義や効果への影響
Q3. 地域クラブに転換した場合、学校部活動の教育的意義や効果はどのように変わるとお考えですか。
教育的効果は「向上」期待と「変わらない」見方が並ぶ
高校生以下の子どもを持つ保護者(n=888)では、地域クラブ化の影響について、各項目で「向上する/低下する/変わらない」の分布が示されています。例として、- 「技術が向上する」:向上46.2%/低下22.7%/変わらない29.5%
- 「楽しさや喜びを知る」:向上36.1%/低下21.2%/変わらない41.6%
- 「体力向上・健康増進」:向上32.5%/低下21.3%/変わらない45.2%
- 「縦横の友情」:向上49.2%/低下14.6%/変わらない35.0%
- 「自主性・協調性・連帯感」:向上39.0%/低下16.3%/変わらない43.7%
数値からは、技術面・人間関係面で“向上”を見込む割合が一定程度ある一方、楽しさや健康、社会性に関する項目では“変わらない”が相対的に多いものも見られ、影響の見立てが一様ではないことがうかがえます。これは、地域クラブ化の運用(指導体制、活動目的、活動頻度・負荷、環境整備等)によって、期待の方向・懸念の方向のどちらにも解釈が分かれ得ることを示す材料になり得ます。
立場別
高校生以下の子どもを持つ保護者
教職員
教職員以外の関係者
その他
以下は「高校生以下の子どもを持つ保護者」888人を対象としています。
自治体区分別
特別区
政令指定市
中核市
一般市町村
子どもの部活動別
部活動なし
スポーツ系部活動
文化芸術系部活動
スポーツ系と文化芸術系部部活動の両方
子どもの学年別
小学校3年生以下
小学校4年生〜中学校2年生
中学校3年生以上
Q4. 地域展開についての賛否
Q4.「学校部活動の地域展開」について、どのようにお考えですか。
賛成が過半、判断保留も一定数
全ての回答者では、賛成(「賛成」19.4%+「どちらかと言うと賛成」31.9%)が計51.3%となっています。「どちらとも言えない」25.8%が続き、反対(「どちらかと言うと反対」15.3%+「反対」7.6%)は計22.9%です。また、高校生以下の子どもを持つ保護者では、賛成計49.7%、どちらとも言えない27.3%、反対計23.0%が示されています。
賛成が過半である一方、「どちらとも言えない」が約4分の1存在する点から、制度の前提条件や具体像の提示状況によって態度が形成される層が一定数いる可能性がうかがえます。賛否の二分ではなく、費用、移動、受け皿、指導体制、安全等の条件が明確化されることが、理解・判断の促進に関わる論点となり得ます。
回答者の立場別
以下は「高校生以下の子どもを持つ保護者」804人を対象としています。
自治体区分別
子どもの部活動別
子どもの部活動別
Q5. 地域展開についての考え方
Q5.「学校部活動の地域展開」について、あなたのお考えに最も近いものを教えてください。(上位3つ)
期待と不安が同時に表れる設問
全ての回答者を対象とした「上位3つ選択」の設問では、複数項目が高い選択率を示しており、グラフ上で49.3%、38.7%、37.1%、32.8%などが確認できます。本設問は複数選択であるため、各項目の値は選択率として解釈されます(合計が100%になる形式ではありません)。この点を踏まえると、関心が特定の論点に集中しているというより、複数の論点が並行して重視されている状況が示唆されます。報告書上は、項目を性質別(例:期待される点/運用上の懸念になり得る点、負担・費用に関する点/体制整備に関する点等)に整理して提示すると、読み手が全体像を把握しやすくなる可能性があります。
全ての回答者
回答者の立場別
以下は「高校生以下の子どもを持つ保護者」888人を対象としています。
自治体区分別
子どもの部活動別
子どもの学年別
Q6. 国に伝えたいこと
Q6.「学校部活動の地域展開」について、国に伝えたいことがあれば、自由にご記入ください。(200 文字以内)
調査で回答いただいた皆様からの「国への要望」については、以下で分類し別ページに掲載しています。- 部活動改革の基本的な考え方・方向性 ≫
- 地域クラブ活動の在り方及び認定制度 ≫
- 地域展開の円滑な推進に当たっての対応 ≫
- 学校部活動の在り方 ≫
- 大会・コンクールの在り方 ≫
- 関連する制度の在り方 ≫
- 複数の項目にまたがる場合などは、恐縮ながら、弊会にて適切な分類を選定のうえ、掲載しております。
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