LINEの日程調整、調整さんやBANDなど
出欠確認ツールを活用しよう!

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出欠確認アプリとは
出欠確認アプリとは、イベントや会議、会合など、参加者の出欠状況をスマートフォンなどの端末で手軽に管理するためのアプリケーションです。紙の名簿や電話、メール、LINEなどを利用した従来のやり取りに比べて、効率的かつ確実に情報を収集・集計できるのが特徴です
アプリを利用することで、アプリ上で一斉に出欠確認が可能となり、更に返信する側の手間も減るため、PTA活動に必須のツールとも言えます。
出欠確認アプリの主な機能
多くの出欠確認アプリには、以下のような機能が搭載されています。出欠表の作成
日程やイベント情報を入力し、参加者に回答を求める出欠表を簡単に作成できます。出欠の回答
参加者はアプリから通知を受け取り、画面をタップするだけで参加・不参加を返答できます。スケジュール調整
複数の候補日時から参加可能な日時を回答してもらい、最適な日程を調整する機能があります。自動集計と可視化
回答内容は自動的に集計され、主催者は誰が参加で誰が不参加か、誰が未回答かなどを一覧で把握できます。連絡・情報共有
イベントの詳細な情報や写真、ファイルの共有、メンバー間でのチャットなど、コミュニケーションツールとしての役割も持ちます。リマインド(催促)
未回答者に対して、個別に回答を促すメッセージを自動で送信する機能を持つものもあります。QRコードでの受付
イベント当日にQRコードで参加者を受け付け、出欠を記録する機能を持つものもあります。出欠確認アプリ利用のメリット
業務の効率化
手作業での集計やメール・電話での個別連絡が不要になり、業務の手間を大幅に削減できます。リアルタイムな状況把握
主催者はいつでも最新の出欠状況を確認できるため、参加人数に応じた準備をスムーズに進められます。回答率の向上
アプリからの通知やリマインド機能により、参加者の回答忘れを防ぐことができます。コミュニケーションの円滑化
出欠確認だけでなく、連絡事項の共有など、グループ内のやり取りを一元管理できます。アプリを選ぶ際のポイント
まず、アプリがどのように個人情報を扱っているのか、プライバシーポリシーを確認しましょう。対応端末
Web アプリ |
最も手軽に始められるのは、利用媒体を選ばずインストールの手間もかからないWebアプリです。インターネットに接続だけで、どなたでも簡単に使えます。 |
---|---|
スマホ アプリ |
スマホアプリの場合は、参加者もアプリのインストールが必要です。専用アプリのため、細かな設定も可能です。 |
SNS | SNSも同様、参加者もアプリのインストールが必要です。LINEなどすでに参加者全員が使っているサービスであれば、すぐに利用を開始できます。 |
共有方法
共有URL | 最近では、共有URLの発行に対応するサービスが増えています。URLはメールやSNSなど好きなツールから送ることが可能です。 |
---|---|
メーリングリスト | メンバーが固定されている場合は、メーリングリストは有効です。 |
アプリ | アプリによりますが、アプリ内での情報共有が可能で、出欠確認の全てが完結します。 |
催促連絡
出欠確認アプリには、未回答の人にのみメッセージを送れるアプリも存在します。個別に催促ができれば、「忙しくてうっかりしていた」「後で回答しようと思っていた」という人にも素早く回答を促せます。ユーザーとしての利便性
- 誰でもすぐに使えるよう、画面が見やすく操作がシンプルか?
- マルチデバイス対応か?
- 会員登録やログインが必要か?
必要な機能
必要としている機能に、出欠確認アプリが対応しているかを事前にチェックしましょう。- 多言語機能
- アクセス権設定
- 匿名投票機能(プライバシーの保護が必要な場合など)
- コメント機能(出欠理由や連絡事項を共有)
- グループ管理(複数イベントやグループ)
- テンプレート
出欠確認アプリの例
調整さん
参加・欠席・未定の集計がリアルタイムで表示され、主催者にはプッシュ通知も届きます。主催者が日程を確定すると、参加者への通知が自動配信されるので、参加者のうっかり忘れ対策にも有効です。
調整さん
外部サイトが開きます。
サークルスクエア
サークルスクエア
外部サイトが開きます。
BAND
BAND
外部サイトが開きます。
TeamHub
TeamHub
外部サイトが開きます。
出欠確認アプリの機能比較
下記のアプリはいずれも、iOSとAndroidに対応しています。基本 料金 |
課金 機能 |
共有 方法 |
催促 連絡 |
出欠 一覧 |
個別 チャット | |
---|---|---|---|---|---|---|
調整さん | 無料 | アプリ内 課金あり |
URL共有 | 〇 | 〇 | × |
サークル スクエア |
無料 | アプリ内 課金あり |
アプリ内 チャット メール配信 |
〇 | 〇 | 〇 |
BAND | 無料 | アプリ内 課金あり |
グループURL共有 プッシュ通知 メール配信 |
〇 | 〇 | × |
TeamHub | 無料 | アプリ内 課金あり |
フィード プッシュ通知 メール配信 |
〇 | 〇 | 〇 |
LINE日程調整機能の利用方法
トークを利用した日程調整
1. 日程調整を起動
トーク画面のチャット欄で「+」をタップしてメニューを表示します。
続いて「日程調整」をタップします。

2. イベント内容の入力
イベントのタイトルや、会場など、日程調整に招待された人にわかりやすく入力します。3. 調整日程を選択
候補となる日付をすべてタップした後、カレンダーの下にある「選択」をタップします。
4. イベント内容確認とメンバーの招待
イベントの見出しや内容、日程の選択が正しいかを確認します。また、招待するメンバーは、一番上のアイコンをタップして友だちのリストから追加できます。
5. トークにメッセージを送信
作成したイベントをトークに送信するためのメッセージを入力し、「送信」をタップします6. イベント送信済みを確認
招待したメンバーのトークやグループにイベントが送信されたか確認してください。日程調整の変更方法
1. イベントの編集画面を開く
トーク画面で「今すぐ確認」をタップして詳細画面を開き、右上にある編集アイコンをタップします。
2. 内容や日程を変更
イベントのタイトルや詳細、日程選択をします。日程を追加する場合は、「日程選択」をタップして、カレンダーから追加してください。
日程は追加できますが、削除はできません。
3. 更新のお知らせ
「回答者にメッセージ送信」をタップすると、すでに日程を回答した人にイベントの内容が変更されたことが通知されます。日程調整の削除方法
1. イベントの編集画面を開く
日程調整の変更方法と同様に、トーク画面で「今すぐ確認」をタップして詳細画面を開き、右上にある編集アイコンをタップします。2. 編集画面で削除する
画面下部に表示されている「イベント削除」をタップ、ポップアップされたメニューで「OK」をタップしてください。日程調整の回答方法
回答方法
イベントの詳細画面を開き、「回答する」をタップします。「◯」「△」「×」の3種類から、参加したい日程をタップし、なにか伝えたいメッセージがあればコメントを入力して「選択」をタップします。
結果確認
トーク画面などからイベント詳細の画面を表示すると、現在の回答状況がわかります。参加できると回答した人が多い日は、緑色でわかりやすくなっています。日程をタップすると、回答した人がわかります。

日程調整の共有
友だちへの共有
イベント詳細画面の「招待」から友だちを日程調整に招待できます。友だち以外への共有
イベント詳細画面の下部にある「イベントのリンクをコピー」でコピーしたリンクをグループやほかのSNSでシェアすることで、友だち以外の日程調整もできます。
日程調整を便利に使うテクニック
トーク画面の上部への日程調整を固定
トークをロングタップすると、下部にメニューが表示されるので「アナウンス」をタップします。トーク画面の上部にトークが固定されて見やすくなります。
投票機能を利用した時間調整
日程調整は時間設定ができません。そこで日程が決まったら、投票機能を使って時間調整をしましょう。投票機能は作成したトークでしか利用できません。
投票機能は、トーク画面のチャットメニューを開き、「投票」をタップすると作成できます。
開始時刻などを投票の項目に入力し、アンケートが可能です。

LINEスケジュールと日程調整機能の違い
トーク画面の「日程調整」は、便利ツールの「LINEスケジュール」と呼ばれていますが、利用できる機能は同じです。LINEスケジュールは、日程調整で作成したイベントや招待されたイベントを一覧で管理できる機能があります。
LINEスケジュール上でも、新規イベントを作成・共有し、トーク画面で日程調整が可能です。
LINEスケジュールの使い方
ホームで「サービス」の「もっと見る」をタップ、続いて「サービス一覧」の「便利ツール」で、「LINEスケジュール」をタップします。
自分が作成したイベント、または自分が招待されているイベントが一覧で表示されます。
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LINE日程調整機能と他のアプリ
他ツールとの比較
LINEは既存トーク内で気軽に使える点がポイントです。有料プランもあるLINE公式アカウントには豊富な機能がありますが、無料で利用できる調整さんにも匿名で複数日や時間帯を柔軟に調整する機能があります。LINE公式アカウント 出欠管理 |
LINE グループ |
調整さん | |
---|---|---|---|
利用方法面 | アプリ管理画面 | アプリ内 | 外部Web |
匿名性 | システム次第 | 選べない | 匿名可 |
投票/コメント | 可能 | 可能 | 可能 |
複数日対応 | 可能 | 可能 | 可能 |
リマインド機能 | 豊富 | あり | 一部外部 |
自動集計 | あり | あり | あり |
活用方法の例
- 複数日程、複数時間帯案内 … アンケート・スケジュール機能を活用
- 匿名での出欠投票 … 調整さん等など外部ツールw併用
- 参加人数管理 … グループでの出欠確認の場合は、自動集計と一覧表示
- 個別コメントで詳細補足 … 参加状況の理由、要望や不明点もなどを収集
利用にあたっての注意点
LINEの日程調整は、LINEだけで日程の調整ができる便利な機能ですが、利用時にあたっての注意点もあります。LINEに登録する必要がある
LINEの日程調整は、LINEアプリ内の機能です。LINEを利用していない参加者がいる場合は、別途の対応が必要です。時間指定ができない
LINEの日程調整は、日付のみの調整で時間調整の機能がありません。時間帯の調整が必要な場合には。アンケート機能を使って具体的な時間に投票してもらうなど、ほかの対策が必要です。
回答期限を設定できない
LINEの日程調整は、回答期限を設定できません。対策としては、トークで回答期限について別途アナウンスをしたり、日程調整を見やすくトーク画面の上部に固定するなどが考えられます。
回答の通知が来ない
参加者から回答があっても、通知されないため、必要に応じて回答状況の確認をする必要があります。回答内容はトークメンバー全員が確認可能
日程調整を作成した人だけでなく、日程調整を共有されたトークのメンバー全員が確認できます。日程を決める際に、特定の人の予定を優先するなどしてトーク内でトラブルが起きないように気をつけましょう。
LINE標準機能と調整さん
LINE標準機能 | 調整さん | |
---|---|---|
匿名回答 | × | ◯ |
コメント欄 | △ | ◯ |
複数日対応 | △ | ◯ |
投票機能 | ◯ | ◯ |
アンケート | ◯ | ◯ |
LINE投票と調整さん
LINE投票 | 調整さん | |
---|---|---|
複数日程対応 | △(要工夫) | ◯ |
コメント | △(投稿型) | ◯ |
集計 | △(手動含む) | ◯ |
リマインド | △(通知) | × |
カレンダー連携 | × | △(外部可能) |
スケジュール、イベント、投票の機能比較
LINEには出欠確認のための機能が複数用意されています。主要機能の違いは以下の通りです。LINE スケジュール |
LINE イベント |
LINE 投票 | |
---|---|---|---|
対応範囲 | グループ、トーク | グループ、オープンチャット | グループ、トーク |
利用シーン | 日程調整 | イベント参加 | アンケート |
投票機能 | 日付毎 | 出欠 | 制限なし |
期間設定 | ◯ | ◯ | × |
コメント | × | ◯ | ◯ |
LINEが提供するサービス
LINEが提供する代表的なサービスは、無料のメッセージアプリ「LINE」を中心として、金融、エンターテイメント、コマースなど多岐にわたります。LINEの月間アクティブユーザ数は、9,900万人以上(2025年6月末時点)となっています。PTA活動に役立つサービスとしては、以下が一般的です。
グループLINE
3人以上のメンバーが同じトークルームでメッセージをやりとりできる機能です。最大500人まで参加でき、友人や家族、同僚との連絡だけでなく、アルバム、ノート、グループ通話などの機能を使って、情報共有や予定調整などにも活用できます。
LINE 公式アカウント
LINE公式アカウントとは、企業や店舗などがLINE上に開設するビジネス用のカウントです。友だち追加してくれたユーザーに、テキスト、スタンプ、画像、動画などの形式で直接メッセージを配信したり、クーポンやショップカード、リッチメニューなどを提供したりすることで、集客や販促活動を行うことができます。
個人向けLINEアカウントとは異なり、ユーザーに一方的に情報を発信し、関係性を構築することが可能です。
PTAや地域でも利用している事例も数多くあります。
LINE WORKS
LINE WORKSとは、ビジネス版LINEとも言えるクラウド型のビジネスチャットツールで、個人向けLINEのような使い勝手で社内外のコミュニケーションを効率化します。
チャットの他、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケート、タスク管理など業務に必要な機能が一つに統合されており、無料プランの提供や、LINEのユーザーともやり取りできる連携機能、高いセキュリティなどが特徴です。
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