現在ご利用中の補償制度の切り替え、PTAでご利用可能な保険・補償制度
補償制度のご利用にあたって
PTAとしてご利用のある補償制度
一般的に、単位PTAとして利用される補償制度は、大きく分けて、PTA団体対象と保護者対象の2種類があります。
いずれも、任意の保険で、単位PTAが所属している地域のPTA団体(都道府県単位のPTA連合会など)が
PTA総合補償制度
PTA総合補償制度とは、PTAの皆様が安心できるPTA活動をめざし、単位PTAあるいは会員校の児童・生徒およびPTA会員(保護者・教職員)等に生じる種々の事故について、総合的な補償を行う制度です。
PTA総合補償制度には、団体傷害補償制度と賠償責任補償制度があり、いずれもPTA単位で加入します。
団体傷害補償制度は、PTAが主催・共催する行事中に参加者が事故にあったり、食中毒になったような場合、入院・通院保険金等が支払われます。また、日常のPTA活動中にけがをした場合も同様に補償されます。
賠償責任補償制度は、子どもたちの日常生活や、PTA活動に起因する加害事故を補償する制度です。
2017年5月、改正個人情報保護法の施行によりPTAも個人情報保護法が適用されるようになり、従来型のPTA総合補償制度ではカバーされないリスクも顕在化しています。
PTAが個人情報を取り扱う中で、万一、個人情報漏えい事故が発生した際の備えとなる「個人情報漏えい補償制度(サイバー・情報漏えい事故補償特約付統合賠償責任保険)」などに加入するPTA団体も年々増えています。
園児・児童・生徒総合補償制度
24時間補償などとも呼ばれるPTA保護者の皆様が任意で加入する総合的な補償を行う制度です。
児童・生徒自身の24時間のケガの補償、第三者に与えた賠償責任補償はもとより、学校管理下での身の回り品の損害補償(メガネ、制服等)、新型コロナウイルス感染症による入院補償など、幅広い補償制度です。
被保険者は、保護者のお子様やご家族で、同じ補償内容の個人で加入する保険に比べて、団体規模に応じた割引が適用されているため、保険料がお手頃になっています。
児童・生徒総合補償制度は、様々な補償がセットになっている保険商品のため、一つひとつの補償内容を見ていくと、ご家庭によっては他の保険と重複している部分があるかもしれません。昨今では、社会情勢を反映して、個人賠償責任(無制限)や弁護士対応などに特化した補償プランもあります。
単位PTAとしての保護者の皆様への周知やご案内は、既に加入されている保険などを確認し必要とされるご家庭が、ご意向に応じて利用いただける制度としての情報提供と、必要性の有無を判断する機会を提供する役割となっています。
全国PTA連絡協議会のPTA補償制度
PTAの皆様に団体として利用いただいている補償制度には、
PTA団体対象
2024年度の補償制度
下記サイトは2024年11月中旬以降にご案内予定です。
2025年度の補償制度
保護者対象
保護者対象の補償制度は、PTA総合補償制度や個人情報漏えい補償制度にように、PTA活動に必要な保険ではありませんが、団体割引が適用される本補償制度のご利用を希望される一定数の保護者の皆様もいます。
各ご家庭でのリスク対策を考える中、既に加入されている保険などを確認の上、必要とされる皆様が、ご意向に応じて利用いただける制度としてご案内しております。
PTA団体として利用できる補償制度のひとつとして、保護者の皆様への情報提供をいただければ幸いです。
ご加入中の補償制度からの切り替え
現在ご加入中の補償制度からの、補償期間の切れ目のない切り替えについて、お問い合わせを数多くいただいております。
PTA補償制度、お子さまの補償制度ともに、保険会社、取扱代理店に協力いただき、皆様のニーズに応じた期間対応が可能となっています。ご不明な点などあれは、お気軽にお問い合わせください
PTA総合補償制度
PTA総合補償制度は、損害保険ジャパン、あいおいニッセイ同和損保の2社から、必要な補償制度を検討いただけます。
補償の開始時期はいずれも、7月1日となっています。現在ご加入中の補償制度の補償期間に空白期間が生じる場合は、中途加入いただける対応をしております。
中途加入のお手続きなど詳細は、各補償制度の取扱代理店にお問合せください。
個人情報漏えい補償制度
個人情報漏えい補償制度は、日新火災海上保険が引受保険会社となります。
補償の開始時期は、5月1日となっています。現在ご加入中の補償制度の補償期間に空白期間が生じる場合は、中途加入いただける対応をしております。
中途加入のお手続きなど詳細は、補償制度の取扱代理店にお問合せください。
あいおいニッセイ同和損保のPTA総合補償制度では、オプション項目として「個人情報漏えい補償」を選択いただけます。
園児・児童・生徒総合補償制度
PTA活動中に関わらず、園生活・学生生活の心配を24時間カバーする園児・児童・生徒総合補償制度は、損害保険ジャパンが引受保険会社となります。PTAに未加入の皆様もご加入いただける制度です。
新年度に対応した4月1日からの1年間が基本の契約となりますが、ご加入者のニーズにあわせ、補償期間が毎月1日で始まる中途加入制度もご利用いただけます。11月1日補償開始が各年度の最終となります。
補償制度でお悩みのPTA団体の皆様に
- 単位PTAとしてPTA連合会から退会を検討しているが、補償制度の利用ができなくなる
- 個人情報漏えい事故、役員に対する訴訟リスク、子ども110番の家での事件や事故など、
PTA活動を取り巻く新しいリスクに対応した補償制度が欲しい。 - 補償制度に関する制度運営金や事務手数料など、使途が明瞭でない。
- 補償制度切り替え時に、補償の空白期間ができてしまうのではと心配。
PTA連合会の加入、非加入関わらず、補償制度のご利用が可能!
当協議会に会員登録いただくことで、団体契約扱いの補償制度を利用いただけます。
会員登録にあたり、会員団体の皆様に対する人的、金銭的なご負担はありません。
PTA活動を取り巻く新たなリスクにも対応!
2025年度に向けて、複数のPTA補償制度の準備を進めています。
個人情報漏えい事故、役員に対する訴訟リスク、子ども110番の家での事件や事故などを一つの補償でカバーができます。
新たなリスク対応も含め、現在、ご利用中の補償制度と比較検討いただけます。
当協議会では、PTA会費から拠出される補償制度は、より適切かつ有効であるべきと考えています。
制度運営金や事務手数料は、運営費とPTA活動助成金に!
当協議会では、企業から手数料や広告費など、会員の皆様への会費負担がない形で、情報発信やサービスを提供しています。
補償制度に関する制度運営金や事務手数料は、当協議会の運営費に充当させていただいております。
なお、PTA連合会として、補償制度運営に協力をいただいている場合、申請いただいたPTA連合会の皆様には、制度運営金や事務手数料などを原資としたPTA活動助成金制度を利用いただいております。
保諸制度を切り替えても安心できる対応!
現在ご加入中の補償制度からの、補償期間の切れ目のない切り替えについて、お問い合わせを数多くいただいております。
PTA補償制度、お子さまの補償制度ともに、保険会社、取扱代理店に協力いただき、皆様のニーズに応じた期間対応が可能となっています。
選べるPTA活動の補償制度
PTA活動におけるリスクの例 | 損害保険 ジャパン |
あいおい ニッセイ 同和損保 |
日新火災 海上保険 |
---|---|---|---|
PTA主催行事での事故によるケガ | ● | ● | ー |
PTA主催行事での事故による賠償 | ● | ● | ー |
PTA活動以外もPTAがカバーする子どもたちのケガや賠償 | ● | ● | ー |
PTA主催イベントなどでの食中毒 | ● | ● | ー |
個人情報漏えい事故 | ー | ● | ■ |
役員に対する訴訟リスク | ー | ● | ー |
子ども110番の家での事件や事故 | ー | ● | ー |
■ ご加入必須 ● ご加入必須(プランを選べる)
● オプションとして加入を選べる
PTA活動におけるリスクの例 | 損害保険ジャパン | あいおいニッセイ同和損保 | 日新火災海上保険 |
---|---|---|---|
PTA主催行事での事故によるケガ | ● | ● | ー |
PTA主催行事での事故による賠償 | ● | ● | ー |
PTA活動以外もPTAがカバーする 子どもたちのケガや賠償 |
● | ● | ー |
PTA主催イベントなどでの食中毒 | ● | ● | ー |
個人情報漏えい事故 | ー | ● | ■ |
役員に対する訴訟リスク | ー | ● | ー |
子ども110番の家での事件や事故 | ー | ● | ー |
会員登録がお済みでないPTAの皆様に
会員登録と同時に補償制度のお申し込みが可能です。
本補償制度は団体契約のため、加入いただく単位PTAの皆様は、補償制度のお申し込み手続き前に、会員登録のお手続きが必要となります。会員登録は下記の「会員登録のご案内」からお手続きいただけます。
補償制度をお申し込みの場合は、本ページより、会員登録と補償制度をお申し込みを同時にお手続きいただけます。
PTA連合会など上部団体への加入状況に関わらず、幼小中高全てのPTAが会員登録いただけますので、連合会に加入したままでも、必要な補償制度を選んで利用いただけます。
当協議会へのご登録による会員団体に対する人的、金銭的なご負担はありません。