子どもたちと保護者が、情報と上手につきあうために
メディアリテラシー 民放連の取り組み
日本民間放送連盟(民放連)は、全国の民間のテレビ局・ラジオ局を会員とする一般社団法人で、放送倫理の向上、放送事業に関する共通課題への対応、調査・研究、啓発などの事業を行っています。
本ページでは、民放連のご協力を得て、民放連が公開しているメディアリテラシーに関する情報や、「よりよい放送のために」で案内されている内容をご紹介します。最新の内容や実施状況の詳細は、各案内先をご確認ください。
インターネットやSNS、動画配信サービスなど、子どもたちを取り巻く情報環境は大きく変化しています。便利になった一方で、真偽が分かりにくい情報や、多様な受け止め方を生む情報に日常的にふれる時代となり、子どもたちだけでなく、保護者や地域の大人にとっても、情報をどのように受け止め、どのように確かめるかが大切になっています。
全国PTA連絡協議会では、家庭・学校・地域が連携しながら、子どもたちが情報社会の中で適切に判断し、安心して学び育つことができるよう、参考となる情報をご紹介しています。
メディアリテラシーとは
民放連では、デジタル化の進展にともない偽・誤情報が社会問題となる中で、各メディアの特性を理解し、さまざまな情報を鵜呑みにすることなく主体的に読み解いて判断できる力、“時には情報をスルーする”といった偽・誤情報に向き合う力としての「メディアリテラシー」の定着が必要と考えています。
また、視聴者・リスナーと放送事業者がともにメディアリテラシーを高めあっていくことが重要であるとの認識のもと、各放送局が行っているメディアリテラシー向上の取り組みを後押ししています。
保護者の皆様にとって大切な視点
子どもたちは、日々の生活の中で多くの情報にふれています。だからこそ、情報を一方的に受け取るだけではなく、「これはどこからの情報か」「別の見方はないか」「どのように伝えられているか」といった視点を持つことが大切です。
こうした力は、学校での学びだけでなく、ご家庭での会話や地域での経験の中でも育まれていきます。情報を遠ざけるのではなく、仕組みや特性を知り、適切に向き合う姿勢を少しずつ身につけていくことが重要です。
メディアリテラシーの視点として考えたいこと
- 情報の出どころを確認する
- 見出しや映像だけで判断せず、内容全体を見る
- 複数の情報や視点を見比べる
- 自分が発信する情報の影響も考える
メディアリテラシーに関する民放連の主な取り組み
民放連は「民放メディアリテラシーポータルサイト」を開設し、各地域の放送局による取り組みを紹介しています。
主な掲載区分は、出前授業、局内見学、教材、番組・配信コンテンツです。学校での学習活動や校外学習、家庭での学び、PTAでの情報提供などに活用しやすい内容となっています。
また、ポータルサイト内では、小学校高学年~中学生向けの利用を想定した、メディアリテラシー教育の参考になる「チェックリスト」を公開していたり、選挙報道などにおけるSNS情報に関する注意喚起や、偽・誤情報対策など、情報の読み解き方を報じている各放送局の記事へのリンクも一覧化しています。
ポータルサイトで紹介されている主な内容
- 学校などに放送局の社員を派遣し、情報の扱い方を説明する出前授業
- 放送局の仕事や情報発信の流れを学ぶ局内見学
- メディアリテラシー教育に関するウェブサイトや教材
- 番組や配信コンテンツを通じた学習・啓発
- 小学校高学年~中学生向けの利用を想定したチェックリスト
- 情報の読み解き方を報じている各放送局の記事へのリンク一覧
地域ごとの取り組みにアクセスできます
民放連のポータルサイトでは、地域別に各放送局の取り組みへアクセスできます。たとえば東京地区では、情報リテラシー教材、出前授業、体験教室、校外学習などの案内が掲載されています。地域ごとに内容は異なりますが、学校や家庭で参考にしやすい入口として活用できます。
- リンク先(ポータル・各ページ)では、地域ごとの各放送局が行っている出前授業、教材、局内見学、番組等の取組や、実施状況・申込方法が掲載されています。詳しくは各放送局のページをご確認ください。
「よりよい放送のために」について
民放連では、メディアリテラシーの取り組みに加え、「よりよい放送のために」として、放送の役割、放送倫理、取材と報道、子ども向けコンテンツ、視聴覚障害者向け放送、緊急人権アクション(人権尊重・コンプライアンスに関する取り組み)などを案内しています。
保護者の皆様にとっても、放送がどのような考え方や仕組みのもとで支えられているのかを知ることは、子どもたちとメディアについて考えるうえで参考になります。
主な掲載内容
放送の役割
放送局は、公共財である「電波」を利用して、番組・CMを各家庭に送り届けていることから、きわめて高い公共性が求められていると説明しています。放送倫理
番組・CMの基本理念や、表現に関する自主基準を定めた「放送倫理基本綱領」「日本民間放送連盟 放送基準」や、「放送と青少年」に関する考え方などが掲載されています。子ども向けコンテンツ、人権・コンプライアンスの視点も
子ども向けコンテンツとして、テレビを見るときに気を付けてほしいことや、毎年春・秋に各テレビ社が公表している「青少年に見てもらいたい番組」の一覧が掲載されています。また、視聴覚障害者向け放送の取り組み、人権・コンプライアンス尊重に関する取り組みなども紹介されています。
PTA・保護者の皆様にも知っていただきたいこと
民放連の「よりよい放送のために」では、放送を安心して受け止めるうえで参考となる情報が掲載されています。
こうした情報は、放送がどのような考え方や仕組みのもとで支えられているのかを知る手がかりとなります。保護者が子どもたちとメディアについて考える際の参考になるだけでなく、家庭・学校・地域で情報との向き合い方を話し合うきっかけにもなります。
全国PTA連絡協議会として
全国PTA連絡協議会では、子どもたちが放送やネット上の情報に安心してふれ、適切に受け止める力を育てていくためには、子どもだけでなく、保護者や地域の大人も、情報発信の仕組みや放送を支える考え方に目を向けることが大切であると考えています。
民放連では、放送倫理の向上や、放送事業に関する共通課題への対応、調査・研究、啓発など、さまざまな活動を行っています。「よりよい放送のために」で公開されている情報も、その一端として、家庭での会話やPTAでの情報共有、学習機会の検討に役立つ参考情報の一つです。
ご家庭やPTAでの活用
ご家庭では、ニュースや動画、SNSの話題にふれた際に、「この情報はどこから出ているのだろう」「伝え方によって受け取り方は変わるだろうか」といった会話を重ねることが、子どもたちの学びにつながります。
また、PTA活動においては、保護者向けの研修、家庭教育学級、学校との連携による学習機会の検討、情報モラルや情報活用に関する話題提供などに、民放連の公開情報を参考資料として活用することも考えられます。
活用の例
- 保護者向けの研修や情報共有の参考資料として
- 家庭教育学級での話題提供として
- 学校との連携による学習機会の検討材料として
- 地域団体との情報共有や啓発のきっかけとして
全国PTA連絡協議会として
全国PTA連絡協議会では、メディアを遠ざけるのではなく、その特性や仕組みを知り、家庭・学校・地域で適切に向き合っていくことが大切であると考えています。子どもたちが安心して情報社会の中で学び、成長していくために、身近な大人も一緒に学びを深めていくことが期待されます。
あわせて読みたい
FAQ
Q1. メディアリテラシーとは、どのような力ですか。
Q2. これは子どもだけに必要なものですか。
Q3. 民放連のポータルサイトでは、どのような内容を見ることができますか。
また、小学校高学年~中学生向けの利用を想定した「チェックリスト」や、情報の読み解き方を報じている各放送局の記事へのリンクも見ることができます。
Q4. PTAではどのように活用できますか。
Q5. 「よりよい放送のために」とは何ですか。
Q6. 家庭でできることはありますか。
参考情報(民放連リンク)






