闇バイトの勧誘手口や見破るポイント、闇バイトに潜む様々なリスクなど
闇バイト 知っておくべき情報

闇バイトとは
闇バイトとは
SNSやインターネット掲示板などで、短時間で高収入が得られるなど甘い言葉で募集しています。応募してしまうと、詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯など、犯罪組織の手先として利用され犯罪者となってしまいます。簡単に大金を手にしたいと考え、軽い気持ちで闇バイトへ応募すると、その後の人生に大きな影を落とすことになるでしょう。
以前は、SNSなどで闇バイトの応募者を探したり、一目で怪しいと分かるような内容で募集したりするケースが少なくありませんでした。取り締まりの強化などを背景に、募集の手口が徐々に巧妙化するようになり、闇バイトかどうか見分けるのが難しくなっています。
闇バイトが横行する背景
闇バイト募集の手軽さ
低年齢化が進むスマートフォンの利用ともにユーザーが増え続けるSNSやインターネット掲示板などを使うことで、犯罪組織による闇バイトの募集は巧妙化し、手軽に闇バイトの応募者を集めることが可能です。秘匿性の高いアプリ組み合わせるなどで、犯罪者のリスクが低減されている側面もあります。
若者や中高年の経済的困窮
上昇し続ける物価や非正規雇用の増加、奨学金返済の負担など、厳しい経済状況に直面してる若者や中高年の方もいます。若者の社会的孤立感の増大や経済的格差の拡大などもあり、目先の支払いに追われ高収入を謳う闇バイトに惹かれる者がなかなか減りません。
モラルやリテラシーの低下
闇バイトに応募してしまう本人のみの問題ではなく、社会全体の見守りやセーフティネットの課題でもあります。社会構造や犯罪形態の変化により、犯罪抑止力の不足も指摘される中、反社会的勢力などがこうした状況を巧みに利用し、犯罪行為への加担を促している現状があります。
トクリュウの存在
闇バイト増加の背景には、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の存在が指摘されています。近年では、「ルフィグループ」による集団詐欺事件や、「闇バイト強盗」もニュースになりました
トクリュウとは
トクリュウとは、匿名・流動型犯罪グループの省略形で、SNSを通じるなどした緩やかな結び付きによりメンバーの離合集散が繰り返しながら、流動的に犯罪を行うグループのことを指します。メンバー間の連絡は、匿名性の高い通信手段等を活用しており、メンバー同志は直接の面識がなく、オンライン上でのみ繋がっています。
トクリュウは、闇バイトの応募者たちを「使い捨ての要員」として勧誘し、犯罪行為へと誘導しています。中心メンバーを頂点とした組織に近い構造とされていますが、上下関係は曖昧で、メンバーの入れ替わりも頻繁に起きていると言われています。トクリュウの主な特徴として、以下の点が挙げられます。
- 組織の不明瞭さ … 明確なリーダーや階層構造が存在せず、ゆるやかなネットワークを形成
- メンバーの流動性 … メンバーの入れ替わりが頻繁で、グループの構成が常に変化
- 匿名性の高さ … メンバーはハンドルネームを使い、暗号化された通信手段を用いるため、構成員の特定が困難
- 多様な犯罪手口 … サイバー犯罪から詐欺、違法取引まで、幅広い犯罪活動に関与
従来の暴力団とトクリュウの主な違い
従来の暴力団 | トクリュウ |
---|---|
構成員の素性は比較的明らか | 匿名性が高く、メンバーの特定が困難 |
組長やボスなどを頂点とした明確な上下関係あり | 流動的で、メンバーの入れ替わりが頻繁 ※中核部分の実態は不明 |
フロント企業などもあり、リアル社会での活動が中心 | SNSやインターネット空間での活動も活発、詳細は不明 |
闇バイトによる社会的損失
闇バイトが引き起こす犯罪増加
闇バイトの広がりは、犯罪の担い手が増えるため、犯罪の増加を招いています。具体的には、偽造品の製造や販売、違法薬物の運搬や販売、強盗や詐欺行為など様々な犯罪行為に手を染めるトクリュウの活性化などが問題となっています、
社会的コストを増大
こうした犯罪行為の増加は、社会の安全と安心を脅かし、警察や司法機関の負担など社会的コストを増大させています。体感治安の悪化
闇バイトの広がりは、治安の良い国である日本における体感治安を悪化させています。偽造品や違法薬物販売、強盗や詐欺などは、社会の平穏を乱すなど治安の悪化を招いています。闇バイト防止のための教育は重要です!
闇バイト防止のためには、教育の果たす役割は非常に大きいと考えられています。
学習指導要領の改訂により、2022年4月から小学校・中学校・高校での金融教育が義務化され、高校の家庭科には、資産運用に関する学習が盛り込まれましたが、学校教育だけでなく、ご家庭でも、早い段階から労働や金融に関する知識や権利意識を養う教育を充実させる必要があります。
特に、高校生や大学生に対しては、闇バイトに対抗できる正しい知識た情報を伝えるほか、アルバイトの選び方や労働法規についての教育機会を設けていくことが大切です。また、企業においても、新入社員研修などの機会を通じて、闇バイトの危険性を教育するなど、社会全体での闇バイト防止のための啓蒙活動も必要です。
応募者を集める手口
闇バイトかどうかは、求人情報や募集方法を見れば、通常のアルバイトではないと簡単に見破れると考えるかもしれません。実際には、慎重に判断しなければ「応募してみたら実は闇バイトだった」という事態も起きています。闇バイトの応募者を集める手口を把握しておきましょう。
高額報酬を提示
闇バイトの最も大きな特徴は、高額報酬です。人手不足など昨今の経済状況を反映し、高額の時給を提示する企業も増えていますが、闇バイトは一般的な時給相場を大幅に上回る報酬を提示するとされています。
もし「短時間」「簡単な作業」「即日現金払」となっているにも関わらず、他の企業に比べ、著しく高額な時給が提示されている場合は、闇バイトを疑ったほうがよいでしょう。
ホワイト案件を装う
闇バイトの求人情報には、怪しまれたり通報されたりすることを避けるため、犯罪を想起させるような内容は、一切、記載されていません。応募者が増えるよう「誰でもできる簡単な業務」「安全な業務」「リスクなし」など、いわゆる「ホワイト案件」と誤解させるような求人情報になっています。
不明瞭な業務内容
求人情報に、具体的な業務目的の記載がない場合や、業務内容が不明瞭な場合も注意が必要です。具体的には「荷物の受け取り・回収」「書類の運搬・お届け」「事務作業・名簿に電話発信」「現地の下見・調査」「お客様の案内・誘導」など、業務内容が曖昧な記載となっているケースや、具体的な業務目的の記載なく、仕事内容のみを記載している場合です。
- 荷物の受け取り・回収 … 振り込め詐欺(特殊詐欺)の受け子
- 書類の運搬・お届け … 違法薬物や盗品の運搬
- 事務作業・名簿に電話発信 … 詐欺行為のかけ子など詐欺行為
- 現地の下見・調査 … 強盗の下見
- お客様の案内・誘導 … 売春斡旋
大手求人サイトも利用
当初、闇バイトの求人情報は、SNSやインターネット掲示板などを利用して募集することが一般的でしたが、大手の求人サイトに求人情報を掲載するケースも指摘されています。大手求人サイトでも安心せず、求人情報などをよく読んで、不審な点がないか確認することが重要です。
犯罪実行者募集の具体的事例
2024年8月以降に発生した首都圏で相次ぐ凶悪な強盗等事件において検挙された被疑者が応募したとされる「犯罪実行者募集の具体的事例です。子どもたちが闇バイトの求人を見極めできるよう
こうした事例をご家庭でも話し合う機会が大切です。
闇バイトを見破るには
アルバイトを探すときは「高額」「即日現金」「高額即金」「副業」「ハンドキャリー」「書類を受け取るだけ」「行動確認・現地調査」などの言葉は有注意です。楽をして大金を稼げるアルバイトは存在しません。少しでも怪しいと思ったら、「必要なお金が貯まるまで」「一回だけなら大丈夫」などと一人で判断せずに家族や警察に相談してください。
闇バイトに手を出さないために
この種の求人には応募しないとの意識を社会全体で共有することが重要です。
- X等のSNSで「高額」「即日即金」「ホワイト案件」等、「楽で、簡単、高収入」を強調する。
- シグナルやテレグラムといった匿名性の高いアプリに誘導して個人情報を送信させ、脅迫する。
アルバイト募集先の情報が不明確
闇バイト以外のアルバイト募集であれば、勤務先とる会社や店舗の住所、電話番号などが求人情報に明記されています。
一方、闇バイトの場合、募集先の身元が特定されないよう、住所や電話番号が表示されていなっかたり、虚偽情報が表示されてされていたり場合もあります。
求人内容や企業情報を詳細に確認し、不審な点がないかを慎重に見極めること重要です。
募集先の実態確認は必須と考えるべきです。
特定アプリの利用を連絡手段として指定
アルバイト応募後、募集先との連絡が電話やメールといった一般的な連絡方法ではなく、特定のSNSやアプリの使用を求められた場合は要注意です。特に「テレグラム」や「シグナル」など、匿名性の高いアプリの利用を求められる場合は、闇バイトの可能性が極めて高いと考えるべきです。不明瞭な業務内容
前述ようにホワイト案件を装うケースもありますが、求人情報に、具体的な業務目的の記載がない場合や、業務内容が不明瞭な場合も注意が必要です。報酬や労働条件が不明瞭な求人は避けるべきでしょう。
最初は軽微な違法行為
初めは軽微な違法行為に手を染めさせるよう巧みに誘導し、一度でも違法行為をすると、脅迫などで徐々に重大な犯罪へと誘導していきます。例えば「商品の移動を手伝ってくれ」と言って、実は盗品の運搬を手伝わせたり、「荷物を受け取って来て」と言って、違法薬物を運ばせたりします。
多くの個人情報の提出を要求
闇バイト以外のアルバイト募集でも、履歴書や本人確認書類(免許証など)の提出を求められることが一般的です。一方、闇バイトの場合、一般的な感覚で必要以上ではと考えられるような個人情報の提出を指示される場合があります。
具体的には、家族をはじめ友人や恋人、職場、学校に関する情報や写真など求められています。自宅近辺を撮影した写真や動画を求められるケースもあります。
浮かび上がる犯罪実行者募集情報の特徴
警察庁によると犯罪実行者募集情報には、具体的には以下の特徴がありました。使用SNS | 大部分がX(旧Twitter) |
報酬額 | 高額であることを強調する文言が多い。 …「高収入」「日給5万円から」等 |
報酬の支払 | 即日に支払われることを強調する文言が多い。 …「即日払い」「即日即金」「お金配りますよ」等 |
業務の内容 | 人または物の運搬や荷物の受取りなど簡単な仕事であることを強調する文言が多い。 …「運びの仕事」「ドライバー」「送迎」「書類運搬」「荷物を運ぶ仕事」等 |
業務の性質 | 違法ではないことや、楽で簡単な仕事であることを強調する文言が使われることもある。 …「ホワイト案件」「ホワイトバイト」「簡単」等ど |
募集条件 | 即座に参加できること(本日稼働可能など)、また運搬等の業務に対応できること(要普通免許など)を条件としている場合もある |
通信手段 | Xでのやりとりから、匿名性の高いアプリ(シグナル)に誘導されることが多い。 |
闇バイトをやめたいと思っても、応募時に送った身分証明書から「家に行く」「家族や友人に危害を加える」と犯罪組織から脅され続け、逮捕されるまでやめられません。
逮捕後に待ち受けるのは、懲役や被害者への損害賠償です。
もちろん犯罪グループは助けてくれません。闇バイトは使い捨てです。
闇バイトに潜む高いリスク
脅迫されて抜け出せない
闇バイトの応募では必要以上にさまざまな個人情報の提出を求められ、その情報は応募者を脅すための材料として使われます。 雇用先の情報をしっかりと確認することと、安易に個人情報を渡さないよう注意が必要です。一度流出した個人情報は、取り返しがつかない事態を招くおそれがあります。闇バイトの応募時に求められる個人情報の例として、
- 運転免許証などと自らの顔を撮った「自撮り」
- 最寄り駅から自宅までのルートの動画撮影
家族や友人、恋人、同僚など、周囲の人にも脅迫や実害などの被害が及ぶことも十分に考えられます。また、個人情報が転売されて、予期せぬ勧誘の被害に遭う危険性もあります。
報酬が支払われない
求人情報に、10万円を超えるような高額な報酬が支払われると記載されている場合でも、必ず受け取れるとは限りません。 応募する際に見た求人情報は、犯罪組織による求人広告です。むしろ、応募者は騙されていると考えた方がよいでしょう。仮に犯罪行為に及んだとしても、説明された金額よりも大幅に減額されたり、無報酬となるケースもあります。
- 雇用先の情報や代表者の素性も分からない状況では、無報酬でも交渉することすら困難
- 正式な雇用契約書がなく、口約束だけ
- 闇バイト中の故意でない物品の破損事故でも、因縁をつけられ損害賠償を請求されるリスク
- 闇バイト中に怪我をしても、犯罪組織相手に補償を求めることは困難
- 報酬を受けとれた場合でも、現金払が多いため、脱税とされるリスクも
- 所得隠蔽と認定されれば、追徴課税や刑事罰を受ける可能性
応募者は使い捨て
闇バイトで逮捕者が出ている事件でも、逮捕されているのは、犯罪行為の実行役となった応募者だけというケースも少なくありません。犯罪組織の首謀者にとって、応募者は使い捨てのコマに過ぎません。
闇バイトの首謀者は、所在地や連絡先を隠して応募者を集め、応募者との連絡には秘匿性の高いアプリを使います。首謀者から見た闇バイトの応募者は、捜査の手が自らに及ばないようにするための、逮捕を想定した使い捨ての存在に過ぎません。
社会的信用の失墜リスク
闇バイトへの関与が発覚すれば、社会的信用を大きく失墜してしまうリスクがあります。
たとえ犯罪行為に手を染めていなくても、反社会的勢力との関わりを持ったことにより、社会的信用を失います。
学生の場合は、退学処分や、就職活動での不利益などが生じる可能性もあります。
社会人の場合は、解雇や、その後の転職における不利益などが生じる可能性もあります。
法的責任を問われなくても、闇バイトとの関係が発覚すれば、人間関係、金融機関の与信なども含めた社会的制裁を受けるリスクがあります。
精神的・肉体的ダメージ
闇バイトに関与すること、犯罪に手を染めることに、強い精神的ストレスを受けることもあります。
違法行為の強要だけでなく、過酷な労働を強いられたりすれば、肉体的にも大きなダメージを受けるリスクがあります。
違法薬物の運搬依頼などの場合、薬物との関わりを持ってしまうことは、依存の闇に引き込まれてしまう危険性があるのです。また、犯罪組織との間でトラブルが起きれば、暴力被害に遭ったり、生命の危機にさらされたりする可能性も生じます。
目先の金銭的利益は、大きな代償を伴います。
募集元の明確な仕事を探すことが賢明です。
闇バイトによる犯罪行為の一例
特殊詐欺
特殊詐欺とは、被害者に電話するなどして、勤務先や親族、行政機関や警察などになりすまし、指定口座へ現金を振り込ませたり、キャッシュカードを騙し取るなどの詐欺です。 特殊詐欺の実行役には、次のような役割分担があります。- 架け子:
- 被害者に電話をかける。
- 受け子:
- 被害者から現金やキャッシュカードを受け取る。
- 出し子:
- 振り込まれた現金を引き出す。
- 道具屋:
- 他人名義の銀行口座や携帯電話を手配する。
- 運び屋:
- 目的も相手もわかないのに、コインロッカーから封筒に入った現金を運ぶ。
闇バイトの応募者は、具体的な犯罪内容を知らないまま、受け子役を指示されるケースも少なくありません。しかし、違法行為に加担している認識(故意)があったと判断されれば、起訴されて有罪判決を受ける可能性があります。
運び屋
運び屋とは、大麻などの違法薬物や、違法行為で集められた現金などを、指定された場所や人物まで届けることです。例えば、覚せい剤を運搬中に逮捕されると、覚せい剤所持により有罪となった場合の刑罰は「10年以下の懲役」です。… 覚醒剤取締法41条の2第1項
もし、海外まで運ぶように命じられて現地で捕まると、現地の法律より日本より重い刑罰を科せられる可能性もあります。
また、特殊詐欺の受け子と同様、違法行為に加担している認識があったと判断されれば、有罪判決を受けることもあり得ます。
銀行口座の売買や受け取り
自分名義の銀行口座を他人に渡したり、他人名義の口座を受け取るなどで有罪となった場合、刑罰は「1年以下の拘禁刑もしくは100万円以下の罰金です。。… 犯罪収益移転防止法第28条第2項携帯電話の売買や受け取り
自分名義の携帯電話を渡したり、他人の携帯電話を受け取るなどで有罪となった場合、刑罰は「2年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金」、または併科ですです。このほか、… 携帯電話不正利用防止法第20条1項詐欺罪に問われれることもあります。
強盗
強盗の場合、ターゲットの調査や下見、犯行時の見張りだけでなく、実際に被害者から金品を奪い取るなどの実行犯など、さまざまな役割が考えられます。強盗の刑罰は重く「5年以上の有期懲役」です。… 刑法第236条もし、強盗によって被害者を負傷させたり死亡させたりした場合は、さらに厳しい刑罰となり、負傷させた場合の刑罰は「無期または6年以上の懲役」で、死亡させた場合は「死刑または無期懲役」です。… 同法第240条
闇バイトの関与に気づいたら
私たち保護者は、子どもたちから「先輩、知人等から簡単に儲かるバイトがあると誘いを受けた」「友人が犯罪らしきことをやっている」「不審な高額バイトに応募してしまった」といった話を耳にした際は、躊躇することなく警察(少年相談窓口や少年サポートセンター等)に相談をしましょう。いつでも引き返せる! 勇気をもって警察に相談を!
首都圏で闇バイトによる強盗事件が相次いでいることを受け、警察庁は2024年10月18日から注意を促す動画を公開し、「警察は相談を受けたあなた(応募者)や、ご家族を確実に保護します」と呼びかけを始めています。
その結果、2024年11月末までの約1カ月半の間で、各地の警察における保護件数は125件に上り、その対象となった7割が10~20代の若者であったとのことです。そして、応募者本人だけでなくその家族にも危害が及ばないよう保護したケースがあるなど、警察による適切な保護措置が取られている現状です。
身分証明書を提示してしまい犯罪への加担を強要されたとしても、また、何らかの形で犯罪に手を染めてしまっても、いつでも引き返せるチャンスはあります。勇気をもって警察に相談をしてください。。
弁護士に相談する場合
もし、闇バイトに応募して犯罪行為に加担てしまった場合には、できるだけ早く弁護士に相談することも一つの選択肢です。自首・出頭
事件直後で逮捕前の段階であれば、犯人として自ら名乗り出る「自首」や「出頭」について弁護士に相談ができます。自首と出頭の違いは、犯人として特定される前であれば自首、特定された後であれば出頭となります。自首の場合、刑罰の減軽が認められる可能性があります。出頭については、有利な事情として扱われる可能性があります。
取り調べ
身柄拘束を受けた場合や取り調べの際に、手続きが不利に進むことがないよう、必要なアドバイスを受けられる可能性があります。被害者との示談交渉
被害者との示談交渉は、弁護士の重要な役割のひとつです。被害者に対する損害賠償により、被害届が取り下げられて不起訴になったり、起訴されても刑罰が減軽されたりするケースもあります。もし、被害届けの受理前に示談が成立し、事件が発覚する前に解決できる可能性もありますが、被害者の処罰感情が強異場合などは、示談は非常に困難となります。被害者と冷静に話し合いを進め、適切な賠償金額で示談が成立させる場合、弁護士の役割は大切です。
刑罰の減軽や実刑の回避
刑事裁判を受ける場合、刑罰の減軽や実刑の回避など、被告側の利益につながる法的な視点からの主張が期待できます。闇バイト被害に遭わないために
