PTAを取り巻く様々な事柄について、
当協議会が考えるPTAのあるべき姿を考えます。
作成:2023/09/17 更新:2023/11/25
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本サイトの一部には法律的な根拠を求めることが難しい内容も含まれております。このような内容については全国PTA連絡協議会としての見解となります。
PTAは任意団体であり「人格なき社団」と考えられ、個々の自治が重視され規約や慣例など、個別に判断しなければならないこともあります。ただし、PTA活動の前提は、保護者と教師が協力して学校運営に携わり、子どもたちが安全で健やかに成長するためのより良い教育環境を整えることです。
当協議会では「当協議会が考えるPTAのあるべき姿」を伝えるために発信を続けてまいります。
コラム

PTAを取り巻く様々な事柄について、法律的な根拠を求めることが難しい内容も含まれておりますが、全国PTA連絡協議会が考えるPTAのあるべき姿や疑問、関連情報などについて掲載しています。
- PTA会費やPTA事務を考える
- PTAの組織運営を考える
- 法律面からPTAを考える
- PTAの備品
- 保護者として
- 安心してインターネットを使うために
PTA会費や集金事務を考える
PTA事務の学校委託

PTAと学校とはその歴史的な経緯から直接・間接に支援関係にあるため、公立学校においてはPTAの事務の一部、特に会計、中でも会費徴収に関する事務が学校に委任されているケースが多く存在しています。
本来、PTAは学校とは別個の独立した団体であり、従来から指摘のある学校後援会的な性格から脱皮し、望ましいPTA像を確立し、事務的にも独立した団体として活動することが期待されています。
PTA会費の適切な使途は? 公費と私費のわけ方

公立学校は公の機関ですから、公費による運営が基本です。
公費と私費のわけ方については、法律で定められているものではないため全国統一の基準はありません。 全国の自治体によって様々というのが現状です。
PTA会費は、組織を維持し運営のための運営費と活動費に区分され、PTAの運営と活動のために使われるべきお金です。
自治体の規程や負担区分例を参考いただき、PTA会費を本来の目的のために適切に活用しましょう。
また、児童や生徒のより良い教育環境を整えるために善意の寄附をする場合には、総会等で承認をとり、寄附採納の手続きを行いましょう。
PTA会費のキャッシュレス化について考えてみよう!

PTA会費集金の方法には、手集金から、口座引き落とし、キャッシュレスなどいくつかの方法があり、各PTAの判断で、集金事務負担の軽減に取り組まれていることと思います。
PTA会費集金のキャッシュレス決済導入にあたり、知っておくべきこと、キャッシュレス決済のフロー、決済代行会社などについて解説しています。
PTA単独でのキャッシュレス決済導入以外にも、学校給食費等の公会計化にあわせPTA会費集金について行政や学校と連携するケースもあります。地域の事情を踏まえ様々な方法を検討してみてはどうでしょうか?
学校給食費の公会計化にあわせ、PTA会費集金方法について考えてみませんか?

学校給食費等の公会計化の流れが進んできました。給食費以外の教材費などの学校徴収金も自治体が収納する事例もでています。
自治体が学校徴収金にPTA会費を含めて収納するシステムを導入すれば、PTA会費集金に関わる負担は激減します。
自治体による対応がない場合でも、公立小学校が独自に、PTA会費を含めた学校徴収金の徴収事務に民間の収納システムを利用している事例もあります。
PTAの組織運営を考える
PTAの任意加入に関する国や行政の対応

PTAの任意加入に関する政府の答弁やPTA裁判の事例、市民からの問い合わせに対する自治体対応事例などをまとめています。
PTAの任意加入に関する政府の見解は、2023年3月の国会答弁で示されました。一方で、各自治体においては、スピード感や取り組みに違いを感じます。
地域の住民として、どうあるべきかを考えてみましょう。
PTA総会の開催形式や議決方法のアップデート

PTA総会は、学校の教室や体育館に会員である保護者と教職員が集まって開催されるのが一般的ですが、コロナ対策として2020年春以降は、PTA総会などの議決(議決権行使)において、会場の集まらず書面で表決を行う書面総会を採用するPTAも増えてきました。
書面表決の積極的利用やオンラインツール利用も含め、総会運営のアップデートを開催形式や議決方法の面から考えてみました。
ベルマークについて考えてみませんか?

食品や飲料水、文房具など、様々な商品のパッケージに付いている小さなベルが目印の「ベルマーク」。マーク集めは、誰もが気軽に参加できるボランティアとして、PTAで長年にわたって定着してきた身近な「ベルマーク」について考えます。
ベルマーク活動は、学校の備品というとてもわかりやすい形で学校教育に貢献できるので、廃止に反対する意見も多いと思います。
一方で、仕事に影響があるのにベルマーク活動を強いられるのは納得がいかない。また、そのベルマーク委員を決めるために負担が増えるなどの声もあります。
PTA活動の一つであるベルマーク活動についても、長い期間にわたり継続されてきた活動ですが、今後の活動のあり方については、定期的に見直す機会をもつことが重要です。見直しにあたっては、地域の事情のあった方法を検討しましょう。
法律面からPTAを考える
PTAの法的側面

PTAとは、各学校で組織された、保護者と教職員による社会教育関係団体のひとつです。PTAは任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠はありません。
権利能力なき社団といわれるPTAについて、PTAが任意団体として成立するには、PTA規約に必要な項目、PTAの財産は誰のもの、PTAの債務は、訴訟(裁判)の当事者としてのPTA、契約当事者としてのPTA、PTAで契約するにはなどをまとめています。
サイト内の関連情報

PTA規約や細則を確認して、もし気になる点があれば、そのまま次世代にバトンタッチするのではなく、規約や細則改定についての議論を進めることが望まれます。
規約の検討に使える規約情報一覧や規約改正のポイントをまとめています。
PTAには保護者からの会費や寄付など、運営していくための何らかの収入があるのが一般的です。資源回収、ベルマーク運動、バザーなどの活動をしているPTAもあります。ここでは、PTA予算での学校への寄付・寄贈に関するポイントをまとめています。
PTA会費徴収や預貯金通帳の保管など、PTAに関する業務の一部を学校に委任している場合には、業務委任契任書を作成するなど、PTAから学校へ委任内容を明確にしておく事が重要です。
PTAの備品
PTAでコピー機導入を検討する場合には

PTAでもペーパレスが進んでいますが、卓上サイズのプリンターではなく、オフィス向けのコピー機や複合機が必要な場合もあります。
ここでは、コピー機や複合機を導入する際の参考情報をまとめています。
サイト内の関連情報
会長の与信審査や個人保証の必要がなくても、PTAでリース契約が可能です。
任意団体であるPTAでもリース契約ができないだろうかという声を受けて、各企業と連携しました。
PTAでも中長期で利用しやすいリユースレンタルコピー機/複合機!
初期費用の他は、カウンター保守料金(税込4,400円/月)のPTA専用レンタルプランです。
PTAで利用しやすいコピー機の選択肢ひとつとして、リユース品でのレンタルを電脳株式会社との連携により実現しました。
保護者として
教育費 国際比較

OECD平均と比較、高齢関係社会支出との比較など、日本における子ども・子育て分野への資源投入のあり方を考えることは、私たちや未来を担う子供達とってとても重要なことです。
国による教育支援施策の充実も重要ですが、まず、私たち国民自身が、未来を担う子供への教育に対するマインドを変えていく必要があるかもしれません。
学校・教師が担う業務に係る課題

PTA本来の意義は、「子どもたちのために保護者と学校が話し合う場」であり、その先に「教育課題の共有や解決」「学びと交流」「地域との関係」があります。
学校の働き方改革がさらに進む状況下で、学校における教育課題を共有や解決策について見てきます。
2019年の中央教育審議会答申より、学校が担う業務の役割分担・適正化について、いわゆる「学校・教師が担う業務に係る3分類」が提示され、その一つである「基本的には学校以外が担うべき業務」は、関係者間で役割分担し、共通認識を図ることが重要だとされています。
具体的には、登下校に関する対応、学校徴収金の徴収・管理、地域ボランティアとの連絡調整などがあてはまります。
PTA保険で知っておくべきこと

児童や生徒を対象としたPTAの団体保険「総合補償制度(傷害総合保険)」に関連する主な保険の種類や補償の対象、お子様を取り巻くリスクなどついてまとめています。
保険は大切ですが、あくまでも任意なので、必ずしも加入する義務はありません。すでに加入している保険と補償内容が重複していないか、必要以上に掛けていないか、確認することも大切です。
また、学校が取りまとめる日本スポーツ振興センターの「災害共済給付制度」や、単位PTAが利用する「PTA総合補償制度」なども記載しています。
学校給食費の無償化を考える メリットとデメリットの理解

給食費の無償化は、社会的、経済的、教育的な観点から見ても多岐にわたる影響を及ぼす複雑な問題です。
無償化に伴うメリットとデメリットを十分に理解し、検討することが重要です。
給食費の無償化の経緯や現在の状況、就学援助制度などの情報をまとめています。
学校給食費の無償化を行う財源の継続性を考えた場合、厳しい財政状況に立たされている自治体もある中で、新たなサービス給付の代わりに他のサービスを抑えるか、それとも、次の世代に新たな税負担を課すのかなど、保護者としても有権者としても考えていく必要があります。
安心してインターネットを使うために
PTAでのサイバーセキュリティ対策

大切な情報が外部に漏れたり、ウイルスに感染してデータが壊されたり、普段使っているサービスが急に使えなくなったりしないように、必要な対策をすることが必要です。それがサイバーセキュリティ対策です。
インターネット利用時に推奨される対策、パスワードの設定と管理、機器の廃棄やソフトウェアのサポート期間などについてまとめています。
個人やプライバシーに関わる情報の取り扱い

インターネットは不特定多数の人が利用しているため、個人やプライバシーに関わる情報の取り扱いには特に慎重にならなければなりません。
個人やプライバシーに関わる情報の取り扱い方法やリスク、SNS利用時の注意点、不正サイトやフィッシング詐欺、ワンクリック詐欺についてまとめています。
ネット上での情報発信時の注意とトラブル対策

個人がホームページやブログ、SNSなどを通じて、インターネット上で情報発信をすることが一般的に行われるようになりました。その一方で、これらの情報発信に際して、様々なトラブルも起きています。
ここでは、インターネットを利用して情報発信をする際の注意点、いやがらせや迷惑行為などトラブル対策についてまとめています。
スマホやタブレット、記憶媒体などを安心して利用するためには

スマートフォンは、従来の携帯電話に比べてパソコンに近い性質を持った情報端末です。
携帯電話・スマートフォン・タブレット、家電、記憶媒体などのインターネット対応機器の利用に関する注意点や、安心して利用するため方法についてまとめています。
インターネットを使ったサービスのリスクや対策

ウイルス添付、迷惑メール、メールの誤送信、チェーンメールなど電子メールや、クラウドサービス、ファイル共有ソフトなど、インターネットを使ったサービスのリスクや対策についてまとめています。
また、ファイアウォールや暗号化の仕組み、タイムスタンプなどサイバーセキュリティ関連の技術にも触れています。
ウイルスや不正アクセス、犯罪や事故対策

ウイルスは、電子メールやホームページ閲覧などによってコンピュータに侵入する特殊なプログラムです。
ここでは、サイバーセキュリティの対策を立てる上で避けては通れないウイルスについての情報や、不正アクセス、詐欺等の犯罪、事故・障害、脆弱性などインターネットに関する様々なリスクや対策についてまとめています。
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全国PTA連絡協議会は、本サイト等の内容およびご利用者様が本サイトを通じて得る情報等について、その正確性、完全性、有用性、最新性、適切性、確実性、動作性等、その内容について何ら法的保証をするものではありません。当サイトに掲載されている情報を利用することで発生した紛争や損害に対し、当協議会は責任を負わないものとします。
オンライン情報交換会のご案内
2024年1月13日(土)10:00〜11:30、第3回情報交換会を開催いたします。
情報交換会では、各連合会やPTA活動でのお悩みや事例報告、課題解決成功事例など、参加者の知見を持ちより、情報交換をすることによるノウハウの共有を目的としています。
今回は、2つのテーマを中心に20分程度のセミナーに続き、ファシリテーターを交えたフリートーク形式で開催します。
他県ではどうなんだろう?どんな対応をしているのだろう?
PTAを取り巻く環境も変わりつつあります。
Zoom利用の会議ですので、お気軽に参加いただき、情報交換を有効にご活用ください。
都道府県PTA協議会・市区町村PTA連合会等の役員、事務局の皆様を対象としておりますが、単位PTAの皆様もご参加いただけます。
※全国PTA連絡協議会の会員・非会員は問いません。(1団体3名程度まで)
詳しくは ≫
Zoomのアカウント登録は無料です。Zoomのご利用に不安がある場合は、当協議会にお問い合わせください。
お問い合わせ ≫
Zoomご利用にあたっての最初の準備、テスト接続とトラブル対策などの情報は、Zoom Manual
利用者編 ≫
Zoom社のサイトでは、動作環境の確認などお試し接続が可能です。ご利用予定の端末から
クリック ≫ してください。
PTA運営の支援
ITライセンス支援(会員対象)
Wi-Fi利用環境の支援
PTA団体補償制度(会員対象)
PTA情報の共有
情報共有 … PTA運営支援
情報共有 … PTA個人情報保護
情報共有 … IT導入支援
情報共有 … Googleアプリの活用
情報共有 … オンライン会議の活用
コラム
コラム … 保護者として
コラム … 安心してインターネットを使うために
協議会からのお知らせ

当協議会は会員団体の人的、金銭的なご負担を最小限とし、各都道府県、市区町村のPTAがつながることでメリットを享受いただける団体を目指しています。
会員を対象とした各種サービスの助成制度や割引制度をより多くのPTAの皆様にご利用いただけるよう、当協議会ご登録にあたっての入会金や会費の制度は設けておりません。金銭的なご負担なく登録いただけます。
また、会員団体の皆様には、事務負担や研修会・イベントなどへの動員は想定していません。
情報交換会や各種セミナーは、基本的にオンライン形式で開催いたしますので、皆様のニーズや関心に応じて、お気軽にご参加いただけます。
PTAの皆様は、金銭的や人的なご負担を気にせず、必要とされる事業やサービスをご利用ください。
2023年の会員対象は、上部団体に未加入または休会中のPTA団体を原則としております。(図の緑部分)
- 日本PTA全国協議会に未加入または休会中の協議会
- 道府県PTA協議会に未加入または休会中の市区町村PTA連合会等
- 市区町村PTA連合会に未加入または休会中の単位PTA
対象となるPTAの皆様、
ぜひ、当協議会へのご登録をご検討ください。
上部団体からの退会・休会を検討中のPTAの皆様も、
お気軽に お問い合わせ ≫ ください。
全国PTA連絡協議会の会員登録はこちらから
単位PTAの皆様からのお問い合わせも少しずつですが増えています。
ご不明な点は、お気軽に
お問い合わせ ≫ ください。
現時点での会員登録は、こちら ≫
更新:2023年11月2日